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千葉県いすみ環境と文化のさとセンター

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里山の鳥の観察

一月最終日の今日は、センターの行事「里山の鳥の観察」を行いました。
前日の雨天とは対照的な晴天となり、午前9時の気温は6.6℃、北の風風速3mとまずまずの観察日和でした。観察した午前中は、予報された北風も強くは吹きませんでした。

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8時30分集合。鳥の観察は朝早くの方が、たくさんの鳥たちに出会うことができます。本日の参加者は17名でした。講師の先生が、観察方法やコースの説明をしました。コースはセンターから、万木堰、湿性生態園、三光寺、万木城城址展望台を経て丘陵の北側の集落を歩いてセンターにかえる約3時間のコースです。

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はじめにセンター駐車場で双眼鏡、望遠鏡の操作の練習を行いました。駐車場の向かいのやぶの中に動く野鳥がいました。アオジです。
それぞれ持っている道具でピント合わせ、照準合わせなどの練習を行いました。

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続いて、万木堰に出てその水面中央には水鳥が一羽見えました。カイツブリでした。この鳥は一年中堰にいて観察できる鳥です。いつも潜水を繰り返していて、潜った場所から数十メートル離れた場所に十秒くらいたって姿を現わします。鳥の姿は見えませんが、いろいろな鳴き声が聞こえてきます。ウグイスの声、今は「チャッチャッ」と聞こえますという解説を聞きながら、ほかの鳥の姿を探します。
少し進んで野鳥観察塀のところで野鳥を探していると目ざとく講師が堰の対岸にルリビタキを発見しました。(幸せの青い鳥と言うそうです)みなさん美しいルリビタキの姿を観察することができました。
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写真は別の日に撮影したものです。

林の中では、コゲラ、メジロが確認されました。「フィー、フィー」というウソの声も聞こえてきました。さくらの蕾を食べてしまいますが、昔は口笛のことをウソといったのでその名前がついたと説明がありました。 葉を落とした枝で実をついばんでいたシロハラも観察できました。

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三光寺の池ではホシハジロ(メス)、カルガモが気持ち良さそうに水に浮いていました。天空では、ミサゴが2羽獲物を探して旋回していました。魚を探して食べており、ノスリよりもシャープなシルエットで、英語でオスプレイというなどの解説がありました。


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堰の奥の長い階段を登りつめて、丘の上に出ました。
万木城跡展望台では房総丘陵のすばらしい景色に加えて、皆さん富士山に興味があるようでした。あいにく今日は雲が多くて姿を拝めませんでしたが、あの方向の雲の中に富士山があると、しばらく景色を眺めていました。展望台の高い所から、ソメイヨシノに数匹群れていたカワラヒワを見ることもできました。

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丘陵を降りてしばらく集落を歩きます。遠くのスギの木立に白くたたずむ鳥が見えました。ノスリでした。
水田ではセグロセキレイが餌を啄ばんでいました。モズ、タヒバリ、ツグミ、カラス、トビなども観察できました。

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遠目では、スズメと思ってしまう小鳥が実はカワラヒワという背中やお尻が黄色く見えるきれいな鳥だったということに、認識を新たにしたと驚いておられるかたもいました。


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最後に先生と参加者による鳥類リストを使った「鳥合わせ」を行い、結果30種の鳥の観察を確認しました。
カルガモ、ホシハジロ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ミサゴ、トビ、ノスリ、コゲラ、モズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、シロハラ、ツグミ、ルリビタキ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、カワラヒワ、ウソ、カシラダカ、アオジ が観察できました。
ヒヨドリの渡りなどについても質問が出ました。詳しい生態はまだ分かっていない部分も多く、ヒヨドリもいろいろ試行錯誤して暮らしているのではないでしょうかというお話でした。
身近な鳥の名前が少しわかった、ふだんよく聞く声から鳥がわかった、ルリビタキが見られてよかった、などの感想をいただきました。


2月8日には「水辺の鳥の観察」を予定していますので、ぜひ参加申込みをおまちしています。
by isumi-sato | 2015-01-31 14:53 | いきもの