今日も最低気温は0℃を下回り、-1.5℃でした。
日中も上着を着ないと、巡回中寒さで震えるようになりました。
人は冬だ冬だと言っている頃ですが、植物の中にはすでに春の準備をしているものもたくさんあります。
例えば、ヒサカキのつぼみ。
すでに鈴なりになっています。
3月頃には開花する早春の花ですが、そのつぼみはすでに冬の間から準備されています。
蓮田前のオニグルミも来春の準備は万端です。
大きな冬芽ができていました。
てっぺんの小人の帽子みたな部分が、葉の芽・・・葉芽(ようが)です。
その下のなんだか顔に見えてくるような気がする部分は、葉痕(ようこん)と呼び、葉が落ちた痕です。
オニグルミの葉痕は、葉痕界では「羊の顔みたいで可愛い~」と、人気だとか。
羊と言えば、来年の干支!これは年賀状に流行るかしらん?
今回使った写真はとても羊には見えないので、もっと羊顔が有るかどうか、探してみることにします。
このところ、センター建屋近くや湿性生態園でカワセミの姿が目立つようになりました。
ただ、こちらが存在に気づくより、あちらに存在を気づかれピピピピー!と、高い鳴き声を出しながら逃げられてしまいます。
今日も、4回見つけて3回逃げられて、残りの1回は・・・
竹藪の向こうです。
中央あたりにいるのがお分かりでしょうか?
獲物を捕まえる時は、水辺の石や枝の上から水中に飛び込んで、また元の場所に戻って獲物を食べます。
そのため、撮影している時も何度かハンティングの様子は観察できたのですが、全て竹藪ごしでした。
もう少し右側でやってくれればはっきり見えたのになぁ~。
出没スポットを分かっているのに、なかなかきれいに撮影できません。
一日に何度も小さいカワセミに翻弄されたので、そのうっ憤を大きなアオサギに聞いてもらいました。
離れてもピントが合うわ~ちょろちょろ動かなくて素敵!その飾り羽もおしゃれ!と、草原に佇むアオサギを必要以上に撮影してきました。
季節に係わらず蓮田で採餌している姿が観察できますが、冬はハスの葉が無い分よく観察できます。
その長い足を活かして、蓮田の中を歩きながら獲物をつかまえている姿が観察できますよ。
同じ場所にカワセミも出没していることが多いので、まずは遠くから離れて蓮田を観察してみてください。