10月7日、晴れ。午前九時の気温は19.4℃、今朝の最低気温は16℃でした。
台風18号は、2日前の予報通りのコースをたどり、関東地方は雨風の影響がたくさんありました。
雨は一昨日昨日とたくさん降り続きました。昨日の昼ころに千葉県北部を通過し、当センターのあるいすみ地域ではとても強い風が吹きました。
以下、通過翌日の本日のようすです。各場所を異常がないか、簡単な片付けも行いながら巡回点検しました。
林道には、たくさんのスギの枝葉が落ちています。
田んぼの脇の水路にもたくさん水が流れています。今回はあふれなくてやれやれです。
降水量計の記録用紙です。下から上までで50mmなのですが、降り始めの午前4:30から5日は122mm、6日は11:00までで79mm、合計201mmという雨量を記録しました。
こんなに雨が降るといつもは水路があふれるのですが、今回は万木堰が完全に満水にならなかったため、水路の水位もあふれずに済みました。
排水口の管の上に少しだけまだすきまが残っています。水は勢いよく落ち続けています。
ホタルの水路も水かたくさん流れています。最近は少し水か少ないと感じていましたが、これくらい流れると、ホタルの幼虫、エサとなるカワニナたちはしっかり石の間に潜っていないと流されてしまいます。
ティキャンプ場では、クリの木が二本、根元から倒されてしまいました。
根元からまた枝葉を吹いてくれると信じています。
でもしばらく、実がつかないでしょう。
畑の防獣ネットもかなりはずされてしまいました。
湿性生態園へと向かう林道では、山の斜面から倒木が道をふさいでいます。
すかさず、いすみ市のパトロール隊が倒木を伐って巡回しているもようです。
ご苦労様です。
湿性生態園デッキ近くの水位は、床下20cmくらいでかなり水面がひろがりました。
湿性生態園の水路もめいっぱい流れ続けています。雨降りの後は、まわりの山からしばらく水が流れ込み続けます。
200mmの降水量を超えて、強風が吹き荒れ、停電まで続きましたが、大きな被害はなくて、ホッとしています。しばらく秋晴れが続くようです。ご来館お待ちしております。