10月2日、曇り。午前九時の気温は19.6℃、今朝の最低気温は16.7℃でした。
木曽御嶽山の噴火による被害者数は、50名弱とかなりの数になってしまいました。秋の紅葉シーズンに大変美しい景観を楽しませてくれる自然ではありますが、ひとたび自然災害の力が放出されれば、人間はひとたまりもありません。そのことは頭の片隅に残し自然のふところの中で楽しませていただいて、油断しすぎず、また感謝も忘れずといった改めて引き締まった気持になります。
センター棟裏側出入り口の日よけネットでは、久しぶりに朝顔が咲いていました。
今年最後の花かもしれません。
また、プランターの土の近くでは、こぼれ種から発芽した朝顔が、地際で花を咲かせていました。日がどんどん短くなるため、急いで花を咲かせたのでしょうか。
昨日のブログでも取り上げた「さとのかぜNo189」を棚置き配布している近隣の施設に配達をしてきました。以下は途中、通りかがった場所での風景です。
トンボの沼は、緑色だったアシが枯れています。
トンボの沼周辺、稲刈りの済んだ田んぼです。田んぼは「二番穂」が出始めており、ところどころ緑色をしています。
大原へと向かう途中では、多くの田んぼは緑色のじゅうたんです。
白い色の鳥がうろついている姿を見ることができます。
エサを探しているダイサギのようです。
もうしばらくして荒代かきが行われると、田んぼは土の色へと再び色が変化していきます。
セイタカアワダチソウの花が黄色く色づいてきました。
この花は、行事「草木染め体験」では重要な染色材料になります。
クロガネモチの実が黄色くなっています。千葉夷隅弁では「なりています」。やがて冬には赤い実になります。
センター中庭にあるハクモクレンの花のあとです。
ハクモクレンは、樹木の中でも原始的な段階で進化をやめた部類の植物です。
白い花のあとには、実を結び、種になるのですが、この種はほとんど発芽することはないようです。
春先に白い花が咲き、結実して夏場は黒い姿でしたが、秋になってずいぶんとしっかりとした赤い色になっていました。
イノシシが夜な夜な、各所で地面を掘った跡が見られています。
ディキャンプ場では、手前がモグラがとおって持ち上げられた土の跡、奥がイノシシが地表をあさった跡が見られました。
そうです。冬になるとしばし忘れられていたモグラが活躍し、たくさんの通り道の跡を盛り上げてくれます。食べ物が少なくなるからでしょう。
夕方、再び小雨が降り始めています。ハスの葉には、水滴が目立ち、センターの屋根からは、ポツ、ポツと雨粒が床に落ちる音がしてきました。
夕方、暗くなるのが早くなりましたね。