朝晩、めっきり涼しくなりました。
日中もそれほど暑くならず、むしろちょっと寒い?日なんて日もあります。
今日は台風の影響か強風が吹き、ほとんど晴れていたのですが、時折パラッと雨が降りました。
8月にはまだ翅も生えていなかった子カマキリ(幼虫)たちも、9月に入って立派に翅の生えた大人カマキリ(成虫)になっています。
カマキリ(チョウセンカマキリ)です。
このカマキリ格好イイ~と、思わず撮影したのはカマキリの後足に注目したからです。
上の写真でも見ると分かるのですが、後足にだけ注目した写真がこちら。
後足は、クモの巣のネバネバしていない糸をつかんでいました。
同じ写真に入りませんでしたが、カマキリの前にはナガコガネグモの巣が張られ、クモもその中心にいます。
クモを獲物として見ていたのかは分かりませんが、強風が吹き抜ける草原でしっかりクモの糸に踏ん張っていました。
秋になり、カマキリたちの姿も目立つ頃になります。
デイキャンプ場の前の橋に、尾が青く輝くトカゲがいました。
ニホントカゲの幼体(こども)です。
幼体の頃は写真のように尾が青いのですが、成体になるにつれ身体の色と同じような色合いに褪せていきます。
さて、このニホントカゲ、長い事日本列島に棲息するものは全て「ニホントカゲ」だと考られていましたが、DNA解析の結果、実は西日本と東日本では違うトカゲだということが分かったそうです。
そのため、2012年に西日本型を従来のニホントカゲとし、東日本のものを「ヒガシニホントカゲ」という名の新種のトカゲとして区別するようです。
今まで身近にいた生き物が急に「新種」になってしまった訳です。
実は新種だった!と、いう話が出てまだ2年、巷には「ヒガシニホントカゲ」と記載された図鑑が出版されているのでしょうか?
確認したいところですが、それにはまず新発売の図鑑から探さねばなりません。
デイキャンプ場には、こんな落し物がありました。
誰かが柿を突っついたようです。
多分カラスでしょう。
辺りを見回すと、他にも2つばかり食べ残しを見つけました。
樹に実っている柿はまだほとんど青いと言うのに、熟した(多分虫が入ったのかな)のを目ざとく見つけるものです。
地面に残した分は、数日中にタヌキが食べるかな?
林道にも落し物。
大きさは4㎝程度しかありませんでしたが、アケビの果実が落ちていました。
野生動物たちも、初物の秋の味覚に舌鼓を打っていることでしょう。