9月4日、晴れ。午前九時の気温は26.6℃、今朝の最低気温は17.1℃でした。
日差しが強く、昼過ぎには百葉箱で最高気温28.3℃を示しています。
少し体を動かすと汗が出、日陰で風に吹かれると涼しくて気持ち良いという天気です。
朝、当センター周辺の田んぼの景色です。手前の田んぼで稲刈りが済んで、奥の田んぼはこれからが稲刈りです。
万木城址公園展望台からの景色です。7割方の田んぼで稲刈りが済んだように見えます。
どの色が稲刈り前か、後か、わかりますか?
明るい黄緑色が稲刈り前、茶色が稲刈り直後、緑色が稲刈りが済んで新しい茎が伸びてきている田んぼです。雑草の生えている田んぼのあぜも緑色の縁取りのように境界として見えています。
あさってにちびっこも含めると60名参加予定となった稲刈り行事を待つ当センターの田んぼです。手前がイノシシに倒されたイネですが、夏の十分な日差しを受けてイネはよく実っています。昼過ぎの予報では曇りのち雨ですが、暑すぎず雨も降らない天候であることを期待しています。小雨決行です。
昨日、穂の部分だけ刈り取ったモチゴメは、今日も筵(むしろ)の上で乾燥を行っています。今日の日射しでは、よく乾燥が進んでいると思います。
また、ハス田は7月にイノシシに荒らされ葉が少なくなりましたが、8月に葉が成長してほぼ水面を覆うようになりました。でも例年よりは、全体に葉が小さく、大きな葉が少なく感じます。今朝で2.3のハスの花が見られました。
9月1日に40mm降った雨のおかげで、湿性生態園のデッキの下にも半分程度の水面が戻ってきています。
湿性生態園の草原は草丈が伸びてデッキの上で人の背たけと一緒くらいになっています。そして、湿性生態園ではイノシシの新しい活動跡が複数発見できました。
デッキを横断して足跡スタンプを残し、
穴を掘って土をデッキ上にほうり上げてくれています。
その他、5、6箇所で穴を掘ったり、草を押し倒した跡が見られています。
センターまわりでも、2、3箇所は、新しく地表を荒らした跡が見られています。
それからすると、電気柵はしっかり田んぼを守る効果を発揮してくれているようです。
湿性生態園デッキ沿いでは、オオオナモミに実がつき始めているのが観察できます。
また、カラムシに花が咲いています。
マコモの穂が目立つようになりました。
ワレモコウの花が成長してきました。
林道沿いでは、アカメガシワの雌の樹に黒い種がつき始めています。
キンエノコロが見られるようになり、
クズにも花の準備が進みつつあります。
風に吹かれて秋さがし、ご来館お待ちしております。