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千葉県いすみ環境と文化のさとセンター

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今日も雨

この所雨が続きます。
田んぼにも水が溜まり始めたようで、乾かないと機械が入れない~と、頭を抱えている職員もいます。


万木堰をのぞくと、カイツブリの幼鳥が一羽で泳いでいました。
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幼鳥の頃は、顔にくまどりのような面白いガラがあります。
昨年まで堰を一面覆うのではないかと思う程ヒシが有りましたが、今年は5月下旬に原因は不明ですが突然一斉に無くなりました(こちら)。
「ヒシがたくさん生えていた年はカイツブリの浮巣も数個観察できたけれど、今年は厳しそうでしたよ」そんな話を先日教えてもらいましたが、繁殖に成功したツガイもいたようです。
(幼鳥が1個体だけしかいないのかは判断できませんが)


数日前の事ですが、畑で見慣れない植物を見つけました。
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後にワサワサ茂っているのはタデアイです。
個別に見て行きますと、葉の形はこのような形です。
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黄色い小さな花を咲かせます。
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何より面白いのが、上の写真にも写っていますが果実の形です。
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ミシンで使うボビンのような、車のホイールのような実に独特の形です。
まだ熟していませんが、割ってみると尖っている部分ごとに部屋が分かれており、種が3つずつ入っていました。
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(3個無い部屋は、割る時に種子落としました…)

こちらとしては突如現れたように見えたこの植物、調べてみると「イチビ」という名の外来植物だそうです。
かつて1930年代、繊維植物としてインドから輸入されたそうですが、現在日本中に広がっているのは遺伝子的に別のもので、どうやら、飼料に混じってやってきたようです。

飼料に混じってやってきたくせに、乳牛が食べると乳が臭くなるなんて困った性質を持ち、更に大豆、綿、トウモロコシの畑に侵入すると収量が大幅に減る(アレロパシー作用と呼ぶ)そうです。
日本の侵略的外来種ワースト100、そして外来生物法で要注意外来生物に指定されています。

当初、面白い果実にこりゃ良いぞ、育てようと思ったのですが、素性が分かってから慌てて抜き取りました。
駆除には、果実が熟して弾ける前に抜き去るのが重要だそうですよ。


雨上がり、林道沿いにツリガネニンジンの花が咲いていました。
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雨に花も濡れています。
明日は今日よりかはお天気回復するようです(にわか雨注意とは出ていますが)。
気がついたら明日で8月も終わり、夏休み月間も終わりです。
終わるとあっという間だったなぁ・・・と、センターも世の親御さん同様、通常運行戻る見立てが出て、ホッと安堵のため息です。
by isumi-sato | 2014-08-30 17:12 | しょくぶつ