人気ブログランキング |

千葉県いすみ環境と文化のさとセンター

isumisato.exblog.jp
ブログトップ

研修会がありました

本日、小学校の先生による研修会をセンターで行いました。
生活科部会ということで、生活科で役立てられそうな内容のプログラムを行いました。
昆虫と植物をテーマにとのことでしたので、昆虫はトンボ、植物は葉っぱをテーマにしました。


まずはトンボから。
今の時期たくさんトンボが飛んでいますが、先生の中にはトンボの名前をあまり知らないし、そもそも捕まえたことも無い・・・という方も多かったので、今日は「自分でトンボを捕まえて、図鑑で名前を調べる」を目的にしました。
研修会がありました_a0123836_1754087.jpg

出発前にトンボ採集の極意を伝えました。
その際、トンボを捕まえるのに自信がある人!と、聞いたら19名中4名のみ手を上げて下さいました。
これは観察できるだけのトンボが採集できるかな?と、一抹の不安を抱えつつ、出発。

蓮田、デイキャンプ場、昆虫広場、畑、堰と様々な場所に散らばって各自トンボを採集しました。
研修会がありました_a0123836_1711294.jpg

研修会がありました_a0123836_17111416.jpg

当初の不安を吹き飛ばし多くのトンボが採集でき、堰を飛んでいるオオヤマトンボも指南した極意を活かして(ちと大げさ?)採集できました。
採集後は図書室に移動して、じっくりトンボの観察です。
研修会がありました_a0123836_17132514.jpg

トンボの名前を調べる時、漠然と全体を眺めるより、特に注目すべき点をお伝えしました。
注目ポイントを学んでから、採集したトンボを観察した結果、皆さん正確にトンボの名前に辿りつくことが出来ました。
研修会がありました_a0123836_17191764.jpg

そうそう、採集と観察には大きくて透明なビニール袋が最適です。
いわゆる虫かごに入れると、翅を痛めやすいですし、何よりフタの陰に隠れられて良く見えないなんてことも多々あります。
写真は空気が抜けていますが、空気を入れて膨らました状態にすれば全方向から数人で観察することができます。飛ぶ姿も間近で観察できますよ。
研修会がありました_a0123836_17254517.jpg

採集時は目玉クリップにカードリングを通して、それをベルト通しにでもぶら下げたものに挟めば人の両手もあいて、昆虫への被害も抑えられて良いですよ。

今日採集できたトンボは、ナツアカネ、ノシメトンボ、シオカラトンボ♂♀、オオシオカラトンボ♀、ショウジョウトンボ♂♀、チョウトンボ、オオヤマトンボでした。
研修会がありました_a0123836_17293136.jpg

観察後はもちろん放して終わり。
やれやれ、やっと解放されたゾと、ばかりなオオヤマトンボの姿を建屋で撮影しました。


つづいて植物の話。
トンボ採集と並行して、植物の葉っぱも採集してもらいました。
気になる植物を見つけて、その場で観察する姿も見られました。
研修会がありました_a0123836_17341043.jpg

この植物は何だろう・・・と、畑でゴマの観察中。
なかなか食卓に上がる前のゴマの姿を目にすることは無ので、こんな姿とは・・・という声が聞こえました。

植物の解説はパワーポイントを使い、植物の部位(葉や茎や花など)は細かく分けられるという話などを行いました。
研修会がありました_a0123836_1739614.jpg

例えば、シュート(茎と葉をまとめてこう呼ぶ)や掌状複葉(しょうじょうふくよう)や花冠(かかん)といった用語。
これだけ聞いてもさっぱりだ、難しい、面倒くさい、といった感情に慣れないうちにはなってしまいがちです。
ですが、図鑑を開けばこのような単語がでている訳で、全部一度に覚える必要はありませんが、植物を図鑑で調べるうえで必要になってきます。
研修会がありました_a0123836_17451672.jpg

解説が終わったあとは、採集した葉っぱをスケッチしてそれがどんな特徴をもったものかを観察してもらいました。


今日も暑い一日でしたが熱中症や事故も無く、無事終了することができました。
帰りがけに、今日採集したトンボの名前を挙げて、これで子どもたちにバッチリ名前を説明できます!といった声や、葉っぱの形にも色々名前があるって初めて知りましたと言った声が聴けました。
今日の研修が、少しでもお役に立てればと、思います。
by isumi-sato | 2014-07-24 17:50 | グループ・学校利用