7月17日、曇り。午前九時の気温は23℃、今朝の最低気温は22℃でした。
しばらく雨が落ちていないので、湿度が低めの空気となり、加えて今日は曇りのため、ここ二、三日より過ごしやすくなりました。当センター百葉箱観測では、最高気温27℃でした。
イスミスズカケの花は、盛りを過ぎたもようです。
アジサイの花も乾いた茶色のものが目立ってきました。
九州の南は梅雨が明けたようです。そろそろ関東地方も梅雨明けが近づいてきたようです。
ハス田では、それでも毎日四、五個の花の開花が見られます。来館の方とも、「今年は花数が少ないですね」。「イノシシが荒らしてくれたもので、、。」「残念ですね」などという会話が続いています。
花のあとは順調に種が育っています。
湿性生態園デッキ沿いにも、堀穴がいくつか見られます。
デッキの縁には、イノシシの体の泥の跡が白く続いています。
センター建物すぐ近くの昆虫広場、掘り跡の穴が日々拡大しています。
イノシシの穴の話題ばかり取り上げたくはないのですが、ついつい多くなってしまいました。少し美しいものを取りあげます。
今を盛りのネムノキの花には、ジャコウアゲハがヒラヒラと舞っています。
ヒラヒラは、なかなか涼しげです。
万木堰の倒木には、いつの間にか集まったカルガモたちが仲良く整列していました。「今日は過ごしやすいね」、といった顔で休み、羽づくろいをしたりしているようです。
林道沿いのハグロトンボも、ヒラヒラと。羽を広げて飛ぶと、羽ばたきのスピードが他のトンボよりも遅いのでしょう。ゆっくり動く黒い羽が見えるので、ヒラヒラと優雅に見えます。これもまた涼しげです。 ぜひご覧にいらしてください。