千葉県いすみ環境と文化のさとセンター

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2種類のホトトギス

久しぶりに朝からカラッと晴れた日でした。
しばらく天気予報に雨マークがつかないようなので、梅雨の中休みでしょうか(にわか雨の予報は出ていますが)。


この所の雨で、水がたっぷり溜まった万木堰。
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水が増えた以上になんだか違和感を感じるな~と、思ったら、そういえば水面に広がったヒシの姿がほとんど見えなくなっていました。
そんな話を職員としたら、5月の下旬にはもう消えていたとのこと。
全く気づいていませんでした。
理由は、雨による急激な水位の上昇についていけなかったなのでは?と、予想しています。
ヒシは水位変動には強いとは聞きますが、ここまで一気に減る理由が思いつきません。
ここ数年、増殖傾向にあったヒシですが、このまま減少するのか観察します。

一方、水草を育てている(バスタブ)水槽では、変わらずその姿が観察できます。
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名前の通り、ひし形の葉がヒシです。
堰の堤体から姿が見えなくなったので、しばらくはこちらで観察することにします。


センター内で見られるネムノキに、つぼみが目立つようになりました。
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7月~8月ごろ、糸のように長い特徴的な桃色の花を咲かせます。
その特徴的な姿は、実は雄しべの集まりで・・・というのは、また花が咲いてからのお話することになるでしょう。
センター周辺にはネムノキがたくさんありますので、開花が楽しみです。


水辺の日陰や、万木堰の上をフワフワ浮くように飛んだり、ビュンと激しく飛ぶコシアキトンボの姿を見るようになりました。
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コシアキトンボ(オス)
背中の白く抜けた部分を「腰空き」と表現しているのですね。
喧嘩っ早くて、他のオスを見つけると直ぐ追いかけっこが始まります。
腰空き部分の色が白いのがオスで、黄色いのがメスです。


最近、ホトトギスの鳴き声をが盛んに聞こえてきます。
ただ、姿を見つけることはできません。
せいぜい、鳴きながら高い位置を飛んで横切る姿を見るだけです。
そんな中、最近姿が目立つようになったのがこちら。
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ホトトギス(植物)
名前の由来は、花びらにある紫色の斑紋がホトトギス(鳥)の胸の斑紋と似ていることから付けられたという説があるそうです。
センター周辺の林道では、ホトトギス(鳥)の声が聞こえる頃、ホトトギス(植物)の株が目立つようになります。
花は秋の頃から見られるので、声が聞こえる頃に葉を探して秋の花を待つという、声と花ホトトギスで2つの楽しみができます。

同じく姿が見えずに声だけ聞こえるのがサンコウチョウ。
今日はずいぶん近くまで来ていたようですが、結局姿は見えませんでした。
by isumi-sato | 2014-06-13 16:57 | しょくぶつ