日付が変わるころから降り出した雨は、17時現在57mmの雨量を記録しています。
これでしばらくは、水路や畑が潤いそうです。
午後、少し雨風が弱まったのを見計らって周辺を巡回してきました。
蓮田も少しずつ葉の数を増やしています。
どうしてもアシが入り込むので、毎年ハスの葉が出そろう前に抜き取ります。
昨日その作業を終えたので、アシが無くきれいです。
アシと言えば、今年は遅いね~なんて言っていた、オオヨシキリの声を昨日やっと聞きました。
ただ、いつも陣取るアシ原の丈がまだ短くてご不満なのか、例年とは違うそっぽの方で「ギョギョシ」と鳴いています。
合わせて昨日、今季初のホトトギスの鳴き声を聞きました。
初夏ですね~。
林道では、盛んに咲いていたマルバウツギの後を追う様に、ウツギの花が咲き始めました。
色々“ウツギ”と名がつくウツギがありますが、これが卯の花と呼ばれるウツギの花です。
昆虫広場では、ハコネウツギも咲き始めました。
どちらも快晴の風の無い日に改めて撮影します・・・。
ハコネウツギの花は、咲き始めは白いのですが、徐々に赤く色づきます。
そのため、白、ピンク、赤、と様々な色の花が同じ樹に咲きます。
昆虫広場の池の側にありますので、ぜひ観察してみて下さい。
干上がりつつあった湿性生態園の水没ヤナギ林も、また少し水が溜まりました。
5月中に水が無くなるのは早すぎます。
もう少しの間下に水が有る状態の風景を見ることができそうです。
この雨の中、湿性生態園も万木堰も、晴れた日に飛び回っているイトトンボ達の姿が見えません。
もちろん、チョウの姿も見かけません。
どこかで雨宿りしているのかな~と、堰の側のアジサイを探すと、発見。
クロイトトンボのメスが雨宿りをしていました。
明日はまた日中は晴れる予報なので、今日の分を取り返すように生き物たちは活発に活動しそうですね。