5月9日、晴れのち快晴。午前九時の気温は22.5℃、今朝の最低気温は13.2℃でした。朝から南東の風が吹いて気温が上がりました。午後4時過ぎには、6~8m/sの強い風が吹いて風向きが変わり、やがて北の風となり気温も下がってきました。

田んぼはさざなみですが、イネの苗は元気に育っています。

今日は、軒下を利用して寄せ植えの勉強会を開いたグループの方々の利用がありました。
周囲の丘陵地の木々は新緑の色から少しずつ緑を濃くしていっていますが、今頃葉っぱを出し始めた樹があります。

高い所、空に向かっての写真ですが、センダンです。

さらに、ネムノキです。
共に房総丘陵ではいつの間にか自然に生えてくる木です。木のないところなどの明るい場所に始めに生えてくる種類の木(先駆植物)ですが、新葉の展開については他の樹種よりもずいぶんとオクテです。これからどんどん葉を広げて、他の木に追いついてしまいます。

同じく房総丘陵に自然に生えてくる木であるイヌビワも、ずいぶんと実を大きくしてイヌビワらしい姿になってきています。

当センターの小水路沿いに、黄色い蕾が見え始めています。

一部はもう花を開いています。
キショウブです。西アジア、ヨーロッパ原産で明治の中ごろやってきた植物ですが、強健でどんどん広がってしまい在来種を圧迫するため、外来生物法で要注意外来生物として指定されています。侵略的外来種ワースト100のひとつにもなっています。在来のアヤメ、ノハナショウブは紫系の色で、黄色は珍しいため観賞用に植えられてひろがっていったようです。当センターでも水路沿いにどんどん広がっています。抜いて密度を下げる努力をしていますが、なかなか追いつきません。

人間が一時の感情で良かれと思って移動した生物が増え過ぎてしまい、とりかえしがつかないことになるという例です。生きものの移動については、くれぐれも行わないよう気をつけましょう。毎年、この黄色を観賞して眺めながら思うことです。
当センターで子どもたちに人気の アメリカザリガニ も同様な生物です。