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千葉県いすみ環境と文化のさとセンター

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葉っぱのあかちゃん


4月16日、晴れ。午前九時の気温は17.6℃、今朝の最低気温は7.5℃でした。
早朝と昼間の温度差が大きな日々が続いています。油断すると体調を崩しますので注意いたしましょう。今日は朝から暖かくなる様子で、センターでの観測では午後に21.5℃まで気温が上がりました。

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木々は、明るいさまざまな緑の色で、新緑の美しい季節です。

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今、足元でもっとも赤く目立って、日々の生長がめざましい草があります。
これから大きくなると代表的な厄介者の雑草になります。

スイバです。これから花を開かんとするもの、すでに花を開いているもの、
さらに大きく育って花をたくさん開こうとしているもの、各段階のスイバが各所でズンズン伸びあがりつつあります。80cm位にまで育ちます。

葉にシュウ酸を含み、かじると酸っぱい味がするのでこの名前がついたといいますが、よく見ると地面の近くの葉には長い柄があり、立ち上がった茎についた葉には柄がなくて茎を巻き込むように葉がついています。別名、スカンポ という呼び名もついています。 タデ科で、スイバやギシギシなどにはベニシジミが卵を産んで若い幼虫がこの葉を食べて育ちます。終齢幼虫で15mm程の大きさで、葉の裏にめだたないようについています。
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 見慣れた雑草の花もミクロの目で改めてじっくり見てみると、不思議な形を発見することがあります。雌雄異株で、赤みが目立つのが雄花です。果実は3稜形で三枚のがく片に包まれています。
日本全土、そして世界中に広がる代表的な「雑草」です。

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ソメイヨシノは、葉を展開させ始めてそのミドリ色と、ガクの赤い色との2色が目立っています。


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雑木林の代表種のひとつ、コナラは、赤ちゃんの葉っぱを広げ始めています。

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そして、ぶらりとぶら下げているのがコナラの花です。
この時期は、樹木の花が多く咲く時期なので、地味な花を発見してなかなか楽しむことができます。
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雌雄同種なのですが同じコナラでも、個体差があって、まだ葉が出始めたばかりのもの、花を長く垂らしたもの、すでにコナラらしい形の大きな葉をつけているもの、いろいろあって楽しめます。


他にも、
春の始まりに赤い花と香りを楽しませて入れた
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コウバイ(ウメ)の葉。
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銀色の毛におおわれた花芽を楽しませて入れたネコヤナギには、たくさん若葉がついています。
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マユミの葉。
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アカメガシワの葉の展開。
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イヌビワの若葉。


暖かくなって、鳥たちの声も一段と増えてにぎやかです。
今、センターの昆虫広場の樹木にもよく現れ、ツピー、ツピー。チー、ピヨ、ジジジなどと鳴いて活発に美声を聞かせてくれている鳥が撮影できました。
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シジュウカラです。メスのようです。冬の間は、モズが木から木へとよく飛んでいたのですが、今はこのシジュウカラの方が元気があって目立っています。巣作りの最中なのかもしれません。

林道伝いに湿性生態園へと向かうと、さらにこの時期ならではの発見が数多くあります。
続きは明日へと、、。
by isumi-sato | 2014-04-16 17:14 | しょくぶつ