夜間に雨が降ることは有っても、ここ数日、日中は快晴続きです。
太陽が出ていると、外を歩くのも暖かいですし気持ちが良いものですね。
風は少し強いものの、日なたはぽかぽか陽気。
こんな日は、越冬中の昆虫とも出会えるチャンスです。
ホソミオツネントンボ
越冬するトンボで、センターブログではお馴染みの存在。
越冬中でも陽気が良い日は活動することもあり、今日も発見場所でふわ~っと飛んでいました。
さすがに真夏より活発ではありませんが、近い場所に2匹いました。
今日は会えませんでしたが、アカタテハやルリタテハといった越冬チョウも出会える事がありますよ。
以前紹介した越冬イナゴのツチイナゴも、これだけお天気が良いと遭遇率アップです。
お天気も良いので田んぼのツグミを撮影しようかと構えたら、ツグミより小さな鳥が飛び立ちました。
ホオジロです。
近くのススキの穂にとまって、ススキの種子を食べ始めました。
よく穂に乗って、穂がしなったりバランスを崩して落ちないものです。
こちらを気にしながらも、ついばんでいました。
去年は冬鳥がたくさんやってきたという話を聞きましたが、今年はさっぱりだという話を聞きます。
確かに、去年は例年数羽見られる程度のウソがたっくさん観察できましたが、今年はまだ姿を見ていません(鳴き声は聞いたと言う話アリ)。
このまま少ないままでこの冬は終わるのですかね?
林道を歩いていて、目立つ色は無いかと探していたら、樹の根元にジャノヒゲの種を見つけました。
きれいな藍色です。
さて、この藍色の球体、調べてみたら「種子」そのものなのだそうです。
このような形状だとつい「果実」と表現してしまいそうになります。
文章で説明しても頭に「?」が浮かんでしまいそうですが、すご~く簡単に説明すると、果実と呼ぶと、中に種子がある、例えばリンゴなんかを想像してもらうと「食べられる部分の中心にタネ(種子)がある」というイメージが湧きませんか?
ジャノヒゲは球体そのものが種子なので、この中に種子がつまっている訳では無いそうです。
植物に限らず、専門用語はややこしいですね。
週末にかけて、冷え込みが緩むようです。
自然散策するにも良い陽気になるかも?
ぜひ、この週末は自然散策をお楽しみください。
25日は冬の星空観察を開催予定です。
定員に若干名空きがございますので、参加希望される方はお申込み下さい。