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千葉県いすみ環境と文化のさとセンター

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今日は蕎麦うち講座

1月17日、雪のち曇り。午前九時の気温は-1.0℃、今朝の最低気温は-2.5℃でした。
今朝も寒い朝でした。再び雪が舞いましたが、やがて曇空となり、少し日が射す時間もありました。
朝方は小雪が舞っていました。
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湿性生態園のヤナギ林では、水面が凍結しその上を雪化粧していました。

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いつもは水鳥が羽を休めていたりする倒木の周りも御覧のとおり。

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万木堰の水面も凍って雪化粧、そこに朝日がさしていました。

こんな寒い朝、昨日気が付いていたガラスの汚れ。何だと思いますか? 皆で検討した結果の結論は・・
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どうもバードストライクの跡のようです。羽を広げたまま衝突、一段と白い部分は・・??口ばし付近でしょうか。遺体は無かったので無事に飛び去ったのか、はたまた他の動物が持ち去ったのか。

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今日は、行事「そばうち体験」を開催しました。
公民館の調理室をお借りして開催いたしました。
調理室には常備していないそば打ち道具一式を車に積み込んで、開催場所まで運びました。

今年は開催直前、諸般の都合により、例年とは異なる講師に教えていただくことになりました。

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あいさつと予定説明の後、早速そば粉と小麦粉をよく混ぜることを行いました。
当センターの配合は、初心者向けで、それぞれ 250g 、100gでつなぎの割合が多めです。ふるいを使って粉を均一にした後、水を加えます。
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水は180ccです。7割位を加え、よく混ぜます。パラパラになってきた後、さらに水を加えます。そば粉は水の吸いつけが大変良いのでということで、今日は3回くらいで比較的大胆に水を入れました。
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 粉に水をまわすコツとして、棒状に握り伸ばして3回くらい伸ばして折るを繰り返すとよいとのことでした。

そのあと、鉢を使ってよく練りを行いました。手のひらで押さえつけては、薄くなった端を折り返す。これを繰り返します。
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その後、三角錐の形になるようにやや軽く押さえては回しを繰り返します。
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ことばでは、なかなか表現がむずかしいですね。


生地のノシは、初めは手のひらで丸い形にしたのち、綿棒を使って少し薄く伸ばしては、90度回転させるを繰り返します。25cmくらいに広がってから、綿棒にまきつけては、少しずつ転がして楕円形にします。90度回転させてまた転がして薄く伸ばしていきます。
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大きさの目安は、1.5mmの厚さで、100gの粉の場合は800cm2。今回使用した粉の量350gでは、53cm×53cmです。
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初めての方、経験したことのある方共に、生地をのして、広げることができました。

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切り ですが、打ち粉を十分にかけます。打ち粉もそば粉で真っ白な細かい粉です。特に長年使った包丁は真ん中がへこんでくるため、粉で盛り上げてまな板まで刃が届かないことがないようにして、そばが完全に切れるようにしているそうです。細く切れれば、それだけそばらしい味を味わうことができます。初心者は、うどんやきしめんのように太かったり、太さが細いもの、太めのもの交じったりと、なかなかうまく均一には切れません。まあそれも味ということで、楽しみました。

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そばが出来上がった後は、3分の1程ゆでて試食です。残りの3分の2はお土産です。
みなさん、打ちたての自分の打ったそばの味を味わいました。


思ったよりおいしいそばを食べられた。少し違う水まわし、コネ方の方法を学べた。今後自分でそばを打ちたくなった。打ちたてのおいしいそばを味わえた。などの感想をいただきました。
by isumi-sato | 2014-01-18 17:48 | 行事報告