12月10日、雨のち晴れ。午前九時の気温は17.8℃、南風が吹いて暖かい朝でした。
二つ玉低気圧に伴う前線が通過して、午前九時前から雨が降り始め、昼前には雨は上がりました。二時過ぎから風向きが変わって北風になり、ぬるい空気はがらりと冷たい空気に変わりました。
近隣の小学校の立ち寄りがありました。校外学習で養老渓谷歩き、いすみ鉄道乗車体験、博物館見学などの予定でしたが、渓谷では雨風が強く、予定した施設も入れ替えで見学できなかったりで、そうだ千葉県いすみ環境と文化のさとセンターに行こう、ということでお昼休憩に急きょ来館されました。
児童数の少ない複式学級なので、3年生、4年生、先生もよく知った間柄、とてもアットホームな雰囲気の学校でした。
まず、ネイチャーコレクションで、生きものメダルに色塗りを行いました。
お昼のあと、雨が上がり時間があったので一時間の自然探検歩きを行うことになりました。
雑木林や畑を見た後は、フィールドスコープを使って堰の水鳥たちを観察しました。この時点では、まだ空気の方も暖かくて水面にもやがたくさん立ち込めていました。
今日の一番の楽しかった発見は、林道わきにポツポツついている赤い実、フユイチゴの味だったようです。 リースを作ろうでつる取りをしたときに、この赤い実を「ヘビイチゴ!」と答えてくれた子がいました。実だけを見ていると同じに見えてしまうのでしょうが、葉っぱの大きさ形がずいぶんと違い、実のつく時期も異なり、その上、味も異なります。草と木という違いもあります。
どちらの味の方がおいしく感じるかは、自分の舌で確かめてみるのが一番のようです。
二日前の日曜日、リース作りを行いましたが、講師からきれいに仕上げたリースの頂き物がありました。ヒノキの葉や球果、マツボックリ、サルトリイバラの実、センダンの実などで飾っています。
ありがとうございました。しばらくの間、事務室のドアを飾っています。