千葉県いすみ環境と文化のさとセンター

isumisato.exblog.jp
ブログトップ

晩秋


11月10日、曇りのち雨。午前九時の気温は18.6℃、今朝の最低気温は10℃でした。

今年の秋は雨が多く、本当に夏場に雨が降らなかったことを取り戻すかのようで、秋晴れの日が少ないうちに冬に突入してしまいそうです。
a0123836_17172263.jpg

千葉県いすみ環境と文化のさとの林道は、晩秋の景色です。

今日は林道沿いで、別の赤い実を発見しました。
a0123836_17174937.jpg

ハダカホウズキです。果実がホウズキのように大きなガクで包まれないため、その名がついています。ナス科ハダカホウズキ属です。やや湿り気のある林縁に生え、日本、東南アジア、インドに分布しています。

落ちている葉に赤いものがありました。
a0123836_1718865.jpg

房総夷隅周辺ではよく見かけるハゼノキです。この付近で赤く目立つ色の葉っぱの代表種の一つです。


さらにもう少しすると、赤い色を見せてくれますが今はまだくすんだ緑と茶黄色の特徴的な形の葉っぱがあります。
a0123836_17184277.jpg

軸に翼をつけるという珍しい特徴がある樹木です。3~6対の小葉を対生し、葉のつき方は 奇数羽状複葉 と呼びます。 ヌルデです。

a0123836_1719294.jpg

湿性生態園の景色は、晩秋らしさがあふれていました。
両側は、マルバヤナギとタチヤナギで、真ん中二本の幹がまっすぐに立つ樹木はハンノキです。

a0123836_17191721.jpg

万木堰の景色も、晩秋らしさが漂っています。写真を見るだけですと、北関東や南東北の山奥に来ている気分もなきにしもあらずですが、11月この時期でも残念なことに葉っぱの色がほとんど緑色です。
その中に、これから黄色色をアピールする準備を始めている樹木が対岸に見えています。
a0123836_17193152.jpg

アカメガシワです。これから黄色さを増していきます。

今日は午前中は、雨が降り出さなかったので以前から予定していた子どもたちが、車で30~40分離れた二つ隣の町からやってきました。
自分たちで育て収穫した稲穂を持って昔の農機具を使っての脱穀体験にやってきたのです。
千歯こき、回転式脱穀機、唐箕などの使用体験をしました。
a0123836_17203491.jpg

さらに、わらを使って、素手での 縄編み を習ってやってみました。うまくできて、2~3m編んだ子もいたようです。

a0123836_17205511.jpg

最後に 自分の足踏みで機械を動かし、同時にわらを補充して縄ない機による縄ない体験もしていきました。充実した日曜日だったでしょうか?



a0123836_17211451.jpg

展示中のサフランの芽から淡い紫色の花弁が見えてきました。
a0123836_17212581.jpg

花の先端からは、めしべの赤い色がのぞいています。
このめしべは三つに分かれ、スパイスのサフランになります。


先日、林道で マムシ に出会いました。
ヘビが苦手な方も多いようなので写真は割愛しています。
a0123836_17214737.jpg

その「マムシに注意!」 の看板が老朽化したので、補修して設置しなおしました。
めったに出会うことはないのですが、一応注意の心構えは忘れずに歩いてくださいね。
by isumi-sato | 2013-11-10 17:25 | しょくぶつ