今日も風が強く、晴れて10月とは思えない暑さの一日でした。
ツクツクボウシの合唱が響き、今年はいつまでセミが鳴き続けるのか・・・興味深いです。
昨日の泥上げ作業の際、一枚画像を載せそびれたので追加します。
写真中央に2本の杭があるのが分かるでしょうか。
右側の短い杭に注目してください。
ここは何度もイノシシが掘り返して荒らすので、樹も倒れかかっていました。
そこで、杭を立てて縛ったのですが、使った杭の長さが横に置かれている長い杭と同じものなのです。
どんどん埋まってくな~と、一同びっくり。
もっと打てば入る・・・と、作業した当人は言っていました。
水路沿いは常にぬかるんでいると感じていたのですが、ずいぶん柔らかくなっているようです。
何度かブログでも取り上げたコブシの果実が弾けました。
中身はどんな色かな?と、思っていたら、中は外より真っ赤でした。
↑写真のように、握りこぶしみたいに大きな塊もあれば、
2つ、3つついた小さな集合果もあります。
実がついても、熟してもインパクトが強い果実ですね。
万木堰を覗くと、いつの間にか水が溜まって表面に青々と漂っていたヒシが無くなっていました。
夏日がぶり返したりしつつも、ヒシが枯れるような季節になったようです。
堰に水が溜まったのなら、湿性生態園はどうだろうと見に行くと、こちらも少し水量が増えていました。
今にも枯れ果てそうな流れが、安心して見ていられるようになりました。
このマングローブのような風景もそろそろ見納めの時期が近づいてきました。
来年の夏まで見られなくなってしまうので、ご興味のある方はお早目に~。
湿性生態園では他にも秋の花が目立つようになりました。
ミゾソバ
湿性生態園の秋の花といえばこれと言うぐらい、たくさん見られます。
花の形がよく似ている花がもう一種類咲いています。
アキノウナギツカミ
茎にトゲがたくさんあり、ウナギだってつかまえられちゃうぞ!というのが名前の由来らしいです。
ウナギつかまるかしら・・・まずセンターの水路でウナギ見たことないのだけれど。
どちらもタデ科の植物で、仲間にはソバやタデアイ(藍染に使う藍の種類)など多数ありますが、花の形を見るとどれも似ています。
かわいらしい色合いと姿なので、湿性生態園にお立ち寄りの際は足元に目を向けてみて下さい。
湿性生態園を過ぎ、少しを足を伸ばした林道では、これまた待っていた秋の花が開花。
ホトトギス
葉を食べる虫がいるようで、葉がほとんど無い様な株もありましたが、ポツポツと花が咲き始めたようです。
膨らんだつぼみも、まだ小さい、小さいつぼみもどちらもありました。
しばらくは花が楽しめそうですよ。
もう少しセンター寄りで去年は咲いていたのですが、今は湿性生態園を越えて少し歩いた林道斜面から生えています。
こちらも季節のお花なので、ぜひご観賞下さい。
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