今日は朝から京神(きょうしん)の稲刈り。
8月上旬に比べれば涼しいものの、9時のころには既に気温は25℃を超え、汗をかきながらの作業でした。
京神は、お正月飾りに使う丈が高くなる稲です。
お飾りには青々としたワラを使いたいので稲も熟す前、穂が垂れる前に刈り取りです。
去年はバインダーという、刈り取りと束ねるを一度で行う機械で刈り取ったのですが、機械的に束ねるとお飾りに肝心な根元部分が折れるという事態に、今年は手刈りです。
青々とした稲。
ちょっともったいない気もするのですが、米を収穫できるまで育てると、緑色が黄色になってしまうので致しかたありません。
9時半ごろから始めた稲刈りは、お昼前に完了。
左のイノシシ除けの網が物悲しいです。
京神のすぐ横のコシヒカリにはイノシシサークルができていました。
よく、穂が熟す前のまだジュースのように米を吸える頃、イノシシが好んで食べると言われているのですが、では熟したころは食べないのかというとそうでもないようです。
倒された稲を見ると、こそげとったように米が食べられていました。
熟したころにやってくるのは、稲で身体を掻くためといわれていて、確かにそれもやって行ったような感じもしました。
刈り取った稲は、乾燥させるために軒下に吊るしました。
これも緑を保つためです。
しばらくは和室・工作室がどんより薄暗くなってしまいますが、ご容赦下さい。
15時前にには、全ての作業が終わりました。
きれいに乾くと良いな~。
稲刈りの本番は、9月7日(土)「稲刈り体験をしよう」行事で行います。
お陰様で、定員一杯キャンセル待ち状態です。
当日も無事に終わる事を祈っています。