5月31日、晴れ。午前九時の気温は19.8℃でした。
ここ二日間の雨量は、11.5mm、今日は朝から青空が帰ってきました。
堰の水位が上がるのには、まだまだ雨が足りません。
今日は、近くの小学校二校の3年生が合同で社会科見学に来館されました。
二つの学校で児童は25名。先日のひと学年100名の都心の学校と比較すると、君たちとても恵まれているよ、と、言いたくなってしまいます。もちろんそうでない面もあるのでしょうが、とても純情無垢な子どもたちです。
何度も来館したことがある子どもたちなのですが、いつもはじっくりは見ていない展示なので、改めて説明を受けるとおもしろい発見がたくさんあるようです。
生活している地域のジオラマ模型見学から入って、季節柄ホタルの生態やその生育環境の話、地元の天然記念物ミヤコタナゴと生育環境の話、地域に生育する野生哺乳類や外来種の話などをしました。
館内説明を短めに外に行こうと中庭を見ると、「カメが歩いている!!」と子どもたち。
たちまち、野生のクサガメは子どもたちに取り囲まれてしまいました。
くさいから、クサガメだよ、ミシシッピアカミミガメとの違いは? など、絶好のタイミングで野生のカメ君が登場してくれました。そして、いつの間にか姿は見えなくなっていました。自然が歓迎してくれているようです。
この時期に咲いている樹木の花、花色が変化するハコネウツギ、香りのするセンダンなども観察しつつ、畑、堰、そこに飛ぶオオヤマトンボに出会い、樹林をめぐって短いフィールドガイドを行いました。
正面玄関前で写真撮影をして、次は、ナシ農家、市役所、漁港と今日の見学は続くそうです。
いっぱい楽しんで、勉強してね。