いすみ地方は早場米の生産地域なので、3月末から4月にかけては代かきや田植えで大忙しとなります。
4月中にはほとんどの農家で田植えが終わってしまいます。
センターまわりの農家のハウス内では稲の苗が順調に育っています。
今日は肌寒く雨ですが、田んぼではトラクターが唸りをあげて代かき作業をしています。
代かき:田んぼの土を砕き、平らにならす作業
代かきする田んぼの脇ではカラスが水面を眺めています。
じっと生きもの(カエル、ケラ、ザリガニ等)が水面に出てくるのを待っているのです、レジ袋を狙う時よりはおっとりしているように見えます。この姿を見ていると憎めないなー
このあたりでは、このような光景はよく見られます、のどかでホッとしますよ。
一方、畑の方も3月中旬から5月上旬にかけては種まきや野菜苗の植え付けで忙しくなります。
第一弾として、ジャガイモを3月中旬に植えました。
今年も花を見て楽しめるようトヨシロ(花は白)とワセシロ(花は紫)を植えました。
種イモは、芽を数個残し50g程度になるよういくつかに切り分けます。
その後、2~3日陰干しをして切り口を乾燥させます。切り口を乾燥させると雑菌が入りにくくなるといわれています。
切り口が乾いたら、予め作っておいた畝に30cm間隔で芽を上に向けて植えます。
芽が出ていない状態で植える時も、芽が出る部分(イモ表面のへこんだ部分)を上にして植えます。
今日、畑に行ってみたら地上にほんの少しだけですが芽が顔を出していました。これから数本の芽が出てくると思います。出てきた芽は最終的に1つから2つ残します(この作業を“芽かき“といいます)。芽を多く残すとイモが大きく育たないからです。
こんな花が咲く予定です。
病気にかからず綺麗な花が咲くよう管理していきたいと思っています。