2月13日、雨のち快晴。午前九時の気温は4.0℃、今朝の最低気温は-3.5℃でした。
雨の降るサイクルが、短くなってきました。春が近づいてきている証しでしょうか?
昼過ぎから時折り強い風が吹いています。北の風、6~8.0m/秒。
残念ながら、南の風ではありません。
畑に咲いているハクバイは、開花を始めました。
コウバイは、満開に近く、近寄るとウメのかほりが強めに漂います。
まだ、蕾ばかりの紅梅の木もあり、植物も個体差、個性がいろいろあるようです。
今日の田んぼには、どんな鳥が来ているのかなとフィールドスコープを覗いていると、それより遥かに近くの中庭の芝生で動いている野鳥がいました。
ツグミです。こちらがじっとして「関心がないよ」という風にして脅かさなければ、人の近くまで来て、あっちこっち動き回りエサを探しています。
警戒しつつ、エサ探しです。
ツグミは、スズメ目ヒタキ科、全長24cm。シベリア大陸で夏を過ごして、10月中ごろから4月頃まで日本にやってくる代表的な冬鳥です。
鳥の本には「数歩跳ねては胸をそらせた姿勢で立ち止まり、また数歩跳ねるという動作を繰り返す」とあります。胸の黒班模様は、暖かな冬向きのセーターのように見えるのですが、この模様の大きい小さい、密度の多い少ない、色の具合も個体や年齢による変化が大きいようです。
「淡黄白色の眉班とのど」の模様も見分けるポイントです。
だらんと羽を垂らした様子が、特徴だと言われますが、きりっと羽を体に密着する姿も見せてくれました。
鳴き声は、「クワッ、クワッ」、春の渡り前は「ポピリョン、ポピリョン、キョロキョロ」などとさえずるといいます。
昔は、よく捕えられてしまい、今は禁止されているのですが、あまり人馴れせずに用心しているところが、
またかわいいと感じさせてくれます。
少し注意するとよく見つかる鳥ですので、ぜひ見つけて観察してみてください。