今日は風もなく、日向は過ごしやすい一日でした。
明日以降また雨の予報なので、また寒くなるのでしょうね。
センターの敷地内や、周辺の林道ではモミジやカエデの類を見ることはありません。
センター近くのお宅の庭(むしろ山)では、見事に紅葉したモミジがありましたので、少々借景しました。
やはりこの色と形は魅力的です。
そんなことを言っていたら、先日イロハモミジの苗を3本いただきました。
早速デイキャンプ場と昆虫広場の一角に植栽しました。
70㎝程度の大きさなので、見ごたえある姿になるのはまだ先の事でしょうが、いつの日か紅葉を楽しめる姿になってくれることでしょう。
今センターで目立つ赤というと・・・
こちら、クロガネモチの赤い果実でしょうか。
昆虫広場奥の雑木林に数本、駐車場の街灯の側に1本あります。
この実を鳥が好むらしいので、これからの時期要チェックですね。
他にも、赤と言うより朱ですが、今林の縁ではこの朱が目立ちます。
カラスウリも見事に染まっています。
これも楽しい秋からの風景ですね。
林道では、冬の花も咲き始めました。
ヤツデ
寒い時期に花を咲かせるヤツデは、チョウやガではなく主にハエによって花粉を媒介します。
この写真にもよく見るとハエが1匹隠れていますよ。
今日の観察では、ハエと小さなアブ(ヒラタアブ?)が、集まっていました。
ちゃんと考えて花を咲かせているのですね。
このところ、ウソを探して林縁をウロウロしています。
多分、あの口笛のような声はウソだと思うのですが、姿は見えず・・・口笛を吹くとウソが鳴き返してくれるよと、聞いて口笛を吹いたところ、ウグイスがヤブから飛び出てきました。なんでよ~。
結局姿は見えなかったのですが、かわりにカシラダカの群れと出会いました。
写真には1羽しか写っていませんが、一度樹に群れで集まり、まとまって下の田んぼに飛び込んでいるようです。
なかなか勇猛果敢な情景です。
人と車が近づくと飛び去ってしまうのが難ですが…離れて双眼鏡で観察するのがベストですね。