今日は日中は日差しもたっぷりで、すごしやすい一日となりました。
午後には、トビが3羽センター上空をくるくる周りながら飛翔していました。
以前取り上げた、物語の植物(記事は
こちら)のつぼみをみつけました。
待ちに待ったリンドウのつぼみです。
もうすぐあの可憐な花に会えますね。
さて、今林道では、リンドウとは別の青紫色の花が目立っています。
ヤマハッカ
ハッカ(薄荷)はいわゆるハーブのハッカですが、そこに「山」が付くと似ているけれど違うもの、劣るものとなり、ヤマハッカからはハッカの香りがほとんどしません。
沢山咲いていてきれいなのですが、これで更にハッカのあの香りがしたらもっと良いのにと、わがままなことを考えてしまいます。
小さい花ですがまとまって咲いており、なかなかの情景ですので、ぜひ足元も観察しながら歩いてください。
最盛期は過ぎたものの、いまだ花を咲かせるセイタカアワダチソウの上では、イチモンジセセリが元気に吸蜜中でした。
成虫で越冬するそうなので、冬越しのための最後の食いだめといったところなのでしょうか。
朝晩はかなり冷え込みますが、日中は温かいので動物たちは太陽が出ている間はまだ活動的です。
万木堰の堤体でもトンボたちが群れになって飛んでおり、秋らしい風景に出会えます。
暦の上では今日が立冬ですが、晩秋の風景に出会うため自然の中に出かけてみてはいかがでしょうか。