今日は外ですごし易い陽気でした。
昆虫広場や林道をのんびり歩くにはぴったりの時期がやってきました。
だんだんと風景に茶色が目立つようになりましたが、その中で力強く存在をアピールするものがセイタカアワダチソウです。
以前、話題に取り上げましたが、色々と誤解多き植物です。(
こちら)
草木染に使うと、とてもきれいな色が出るのですが、今年の行事では脇役になるようなので、今日試しにTシャツを染めてみました。
(背景があんまりなのは、ここに丁度良いハンガーをぶら下げられるロープがあったからです。ごめんなさい)
ディスプレイによって見え方は様々でしょうが、このような色に染まりました。
タンパク質が含まれているとよく色が入るのですが、こちらは綿100%なので薄めです。
布が乾くと更に色が薄く見えるので、実際の色はもっと薄い仕上がりになります。
シルクや毛糸を染めると、もっと黄金色に近づくのですよ~。
たまたまこの現場を見ていた人から、こんなにかわいい色になるとは!と、驚かれました。
深い話は明日の記事に出ることでしょうが、媒染液によってまた色が変わり、草木染は手軽にできますが奥が深いです。
このTシャツは、10月14日(日)開催のいすみエコ・フェスタの衣装(大げさ!)になりまーす。
セイタカアワダチソウ以外にも、ススキとオギの穂が目立ってきました。
ススキが目立つ秋の風景ですね。
撮影が夕方で既に暗いのですが、秋晴れの下ここでのんびりしたら気持ちいいだろうなぁと、しみじみ思います。
仕事中、スタッフがここでお茶する訳もいきませんし、皆様はぜひここでおくつろぎください。
デイキャンプ場でバーベキューも良いですね。
こちらはオギ。
今年はオギが例年より大生長!見上げるほど大きくなって、茎もまるで竹のように硬くなっています。
冬になったら、これは何かに使えそう・・・と、考えています。
林道ではヤマトシジミのカップルです。
朝晩はずいぶん冷え込むようになりましたが、まだチョウやトンボは活発に活動中です。
畑に植えた秋野菜の上を、モンシロチョウたちも活発に飛び回っており、そちらは・・・・・・です。
キャベツや白菜がレースにされてしまいますからね。
畑繋がりでもう一つ。
こちらはなんでしょう?
スタッフは見慣れた物なので疑問も持ちませんでしたが、来年用に干していたら「これはなんですか?」と尋ねられました。
「ハマゴウの種ですか!?」と言われて、驚いてしまいました。
答え:オクラ
皆さん、種子が熟す前に食べてしまうのでピンとこないようです。
この種子は来年まで保管して、また畑にまきます。
お楽しみに~。