今日も湿度が高く、暑い一日でした。
お盆が終わり、ここ数日と比べると静かなセンターでした。
ここ1週間くらい、建屋から田んぼを見ると、真っ白になっている樹が見えていました。
おお、もうそんな時期かしらと、今日は近寄って観賞してきました。
近寄ると、辺りには甘~い香りが漂っています。
クワの樹に絡みついたセンニンソウです。
(よく見ると、カラスウリのつぼみも混じっていますね。)
仙人なんて大御所の名前がついているのは、種(果実)に白く長い毛があり、それを仙人のヒゲに見立てたそうです。
花は美しく、種はまた面白い姿を見せてくれそうです。
センターの雑木林を歩いていると、これまた素敵なカミキリムシと出会いました。
樹液を舐めているようで、あまりこちらの事は気にならない模様。
このカミキリムシ、とっても大きかったので思わず記念撮影。
軽く50㎜は超えています。
首回りの特徴から、ミヤマカミキリだと思います。
鋭いアゴですが、好戦的なところは無く襲ってくることもありません。
こちらが多方向から写真を撮影していたら、やれやれといった風情で歩いて樹の上の方に行ってしまいました。
威風堂々とした姿でした。
一方、ミヤマカミキリとは違った派手めなカミキリムシとも遭遇しました。
こちらは10㎜ちょっとの小さな姿です。
タケトラカミキリのようです。
トラカミキリと名がつくカミキリムシは、このように背に線が入ります。
つまりは、トラ柄のカミキリムシということらしいです。
枯れた竹を食べるそうですが、なぜか発見場所はユズの樹でした。
何をしていたのでしょう。
湿性生態園のヤナギ林の下には、交差点ができていました。
(分かりやすくするため、写真のコントラストをいじっています)
何の交差点か分かりますか?
これよーく見ると、カメ・タヌキ・イノシシの足跡が残されているのです。
矢印下から、カメ、タヌキ、イノシシです。
これは、直接見て頂かないと分からないような気もしますが、種は違えど通り道は重なるようです。
イノシシの足跡を追いかけていくと、小さな水溜りが・・・
掘ったな~。
稲刈りまで約半月、田んぼには出るなよ~と、祈るばかりです。