本日は、「小川の生き物を観察しよう」行事を開催いたしました。
参加者は、4名(小人1名、大人3名)でした。
実は、申し込みは19名あったのですが、事前キャンセルや当日キャンセルが続出でこのような結果に。
スタッフ全員悲しくなってしまうので、極力キャンセルは無しでお願いいたします。
観察会は、ジオラマでの解説から始まりました。
堰と集水区域を説明したあと、水路の出かけました。
外に出て早速何かいないかな~と、橋の上から覗いていました。
魚とザリガニが見えた!と、盛り上がります。
獲物の姿を確認しつつ、まずは水路沿いに歩き、万木堰に向かいます。
今日生き物調査をする水路は、田んぼの排水路で、通常は堰からオーバーフローした水が流れています。
本日は、観察会のために特別に水を流しています。
そういった解説をした後は、ついに水路に入ってガサガサ(下流に網を置き、上流から生き物を追い込む方法)開始。
水の中は気持ちが良い~と、水底を蹴りながら網に追い込みました。
網の手前まで追い込んだら、サッと網を上げるのがポイントです。
もたもたしていると、ここで生き物に逃げられてしまいます。
何が網に入ったかな?と、一緒に網に入った落ち葉や小枝の間を丹念に探します。
メダカやドジョウ、ザリガニ、スジエビ、マツモムシなどが採集できました。
何度かガサガサをやったあとは、採集できたいきものをまとめて観察します。
軒先にて、バケツから観察用具にいきものを移し替えます。
ざっと、このような生き物が採集できました。
この後は、観察シートを使ってどんな生き物が採集できたのか細かく観察していきます。
魚類(メダカ、モツゴ、タイリクバラタナゴ、ドジョウ)、エビ類(スジエビ、アメリカザリガニ)、貝類、昆虫類(アメンボ、シマアメンボ、マツモムシ)とたくさんの生き物が観察できました。
観察会中、ちょうど軒先に移動した直後に雨が降りだしました。
時間にして30分程度で、雨量は3㎜でした。
屋根からはご覧のように、雨だれが勢いよく流れます。
ところが、空を見ると・・・
青空ものぞいていました。
お天気雨は、よく狐の嫁入りなんて言いましたが、今でも子どもたちは言うのかな?
最後に観察した魚は、きちんと水路に返してあげて、終了です。
実にタイミングよく雨も上がり、濡れずに観察会を終了することができました。