千葉県いすみ環境と文化のさとセンター

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行事 「海辺の植物観察」を行いました。

7月21日、小雨のち曇。午前九時の気温は18.7℃、昨日の最高気温は21℃でした。
三日前から、暑さがどこかへ行って過ごしやすい涼しい空気に覆われています。

本日は、センターの行事「海辺の植物観察」を実施しました。
キャンセルの方が出ましたが、大人5名、こども2名の参加者数でした。

九時過ぎに観察地の夷隅川河口干潟周辺に近づくにつれて、ぱらぱらの小雨から雨脚の見える小雨状態となりました。天候のようすを見つつ観察会を実施しました。雨は始まりの20分程で上がり、過ごしやすい曇の
天候の中での観察会となりました。
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観察地干潟周辺の草原で観察がスタートです。
「よく見るということが大切ですが、何をどのようによく見るのかがポイントです。」
「パッと見たときに、今目の前に何種類の草花が見えるでしょうか?」
コマツヨイグサの花びらの数、ガクの数、おしべめしべのかたち数などを観察しました。
植物の分類のときにそのような数が有力な手かがりになります、という話からはじまりました。
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アシという植物とアイアシという植物は外見がよく似ていますが、細かくは葉脈の有り無しや葉の根元の葉舌を見るとちがいます、といった上級者向けの話も交えつつ、まわりに見られるいろいろな植物を観察しました。

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必ずしも海岸だけでない植物も生えています。
アカザとシロザ です。

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ヒメヒオウギズイセン



海岸には、厳しい環境に残るものが生き残る。一方普通の場所では必ずしも植物の間の競争で勝てないものもいます。
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海岸らしいものでは、
ハマゴウ

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ボタンボウフウ……実が成っています


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外来種の変わり者、寄生植物では、
アメリカネナシカヅラ


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その花です。


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国指定天然記念物太東海浜植物群落地では
スカシユリ群落は、見ごろが続いています。


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ハマオモト です。花も見ることができました。


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太東海浜植物群落石碑の前で、指定地第一号の話




本日は、
ヨシ、コマツヨイグサ、アレチマツヨイグサ、イヌドクサ、
ヤブジラミ、オナモミ、シロザ、アカザ、ハマヒルガオ、
アイアシ、ヒメヒオウギスイセン、アオツヅラフジ、ツルナ、
テリハノイバラ、ハマニンニク、ハマオモト、スカシユリ、
ヤブカンゾウ、アメリカネナシカヅラ、ケカモノハシ
などを観察できました。
コアジサシやアカウミガメの生態や保護の話もありました。



説明してもらうので植物を見ても印象深く理解できた。普段何気なく見ていた草や花も楽しく話してもらえよくわかった。などの感想をいただきました。
by isumi-sato | 2012-07-21 18:04 | 行事報告