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千葉県いすみ環境と文化のさとセンター

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ナタネの唐箕かけと搾油デモを行いました

7月11日、晴れ。梅雨の中休みの日差しが暑い午前です。
午前九時の気温は27.6℃、湿度84パーセントでした。

本日は、菜の花プロジェクトのメンバーが集まって今シーズンのナタネの
唐箕かけと搾油のデモンストレーションを行いました。

ナタネは、6月7日に収穫。乾燥後、6月22日にさやから外して祖ゴミをふるった後、再び自然乾燥して16.0kgの収量がありました。
残念ながら、今年はここ数年に比べて三分の一程度の収穫量でした。


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ナタネの種は、こんな具合です。


本日は、習志野、市原からはるばる見学の方が見えられました。

まず、唐箕にかけて風による選別をしました。
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センター展示の唐箕は、必要あらばいつでも現役に使えます。


唐箕とは、以下のような仕掛けです。
上から小さなゴミが混じった種を落とします。
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今回は、ここでも上から落として風に当てています。
少しずつ落ちるところを横から起こした風に当ててごみを吹き飛ばします。
中身の入った重い実が、第一の出口に、次に重い実が第二の出口に出てきます。
身の入りのよくない軽い種は、ごみとともに横に吹き飛ばされます。

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写真右側が、第一の出口の充実した重い実です。
写真左側が、第二の次に重い実です。

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右側からでできたナタネです。

今回は、収量も少なかったので、こぼれた実を大切に集めました。
横に吹き飛んだ種は、拾ってみるとやはり油の実入りのない軽いものでした。


次に搾油機のデモンストレーションです。
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ナタネは、一度電子レンジにて加熱しました。油分が出やすくするためです。
種は、搾油機の細いらせん状の溝の中を通って、最後に液体分と絞りかす分に分かれて出てきます。
よい機械では、ナタネの場合、重さの30パーセント程度の油が絞り出されます。
今回の簡易型機械では、約20~25程度の搾油率です。


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絞った油は、数日静かなところにおいて小さなゴミを沈殿させます。
上澄みが、うす山吹色で透明なナタネアブラになります。

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最後に、機械を清掃分解すると、その仕組みがよくわかると思います。

今日は、ヒマワリの種も搾油しました。
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ナタネ、ヒマワリ、それぞれ、150ml , 600ml 程度の油が搾れました。

残りのナタネは、専門の搾り屋さんに送って、少しでもたくさんの油を搾ってもらうことにしています。
by isumi-sato | 2012-07-11 15:05 | なのはなエコプロジェクト