いすみ楊枝教室の開催
午前9時の天候は、くもり、気温16.5℃、湿度97%、風速1.0m/s、霜月でありますが暖かい日々が続いています。お昼ころからは小雨となりました。
さて、本日センターでは「いすみ楊枝教室」が開催されました。この教室は毎月第三日曜日に開催されておりますが、センターの文化祭(11月15日~23日)が開催されますので早めの開催となりました。
いすみ楊枝は、雨城楊枝の技法を習得し、いすみ楊枝として千葉県伝統的工芸品の指定を受けております。黒文字を材料として約30種の楊枝があります。
いすみ楊枝教室は、現在会員29名で運営されこの伝統を引き継ぐ教室となっております。楊枝や竹を材料として、茶会席の花入れ、茶杓等を製作しております。楊枝の材料となる黒文字は、木肌の美しい香木でありますが、減少の傾向にあり手に入れるのが大変だそうです。
2種類の楊枝を製作していました。サクサクと心地よい小刀の音がしていました。
製作に必要な道具は皆さん手作りです。
自慢の小刀(すべて手作りです。)
切れ味はとても良いそうです。この切れ味が作品の出来具合を左右するとのことです。
作品1・茶釜の蓋置き
作品2・左側は茶杓、右側は水屋用の杓
作品3、いすみ楊枝 左側は櫂・右側は梅 といいます。これで和菓子を食べると美味しいでしょうね。