千葉県いすみ環境と文化のさとセンター

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おっぽり、池、秋の使者


9月13日、晴れ。午前九時センター気温29℃。今朝の最低気温は、21℃でした。

センターメイン行事のひとつ、「稲刈りをしよう」も無事終了し、刈り取った稲を無事コメにするところまでが、次の仕事です。

最近の少ない雨で、下の田んぼの脇につくっていた小さな池が、だいぶ干上がってきてしまいました。昔ながらの水路には、小さな池のような水が干上がらない仕掛けがあって、そこをいすみでは「おっぽり」と呼んでいます。
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センターでも、池の水を確保しようと水中ポンプで水路から水を引きました。
水が増えると、てきめんに、トンボがつながってやってきます。水面をお尻でチョンチョンしています。
池の周りにはカエルたちも集まってくるようです。

さてイノシシがもう来ないように祈りつつ、大きな被害を受ける前に無事に稲刈り行事が終了でき、ほっとしているセンター職員ですが、今日また掘られた跡を目のあたりにすることになりました。

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建物と畑の間にある池の水面にもトンボたちがたくさんやってきているだろうかと、朝見に行くと、
池の周りと小水路沿いが掘られて荒らされています。
水っぽい所にいるミミズを目当てに、イノシシがやってきた模様です。
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二年ほど前に、やはり池のほとりを掘られて池のふちに生えていた高さ2~3メートルのウツギが倒れかけました。それをひもで引っ張って倒れないようにしていましたが、そこのすぐ隣をやってくれました。
がっさりと、掘られています。
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池の周りもまんべんなく、掘っていってくれました。


一方、心慰めてくれる植物たちがその周りにたくさんありました。
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池の北側では、ハギの花が。二色。


そして、地表には、秋の使者がすっーーと伸びてきています。
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御存じ、「ヒガンバナ」です。
ヒガンバナは、秋の彼岸の時期、きっかりとすっと伸びて、田んぼの畦などを赤く染めます。
間もなく、そこかしこで、赤い花がたくさん風に揺れることと思います。
ミドリと赤のコントラストの日本らしい農村の風景ですね。
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伸びた草の先には、すっかり赤くなったトンボです。

今年は中秋の名月と満月が重なっています。
夜のいすみでは、稲刈り後の田んぼが、明るい月明かりに照らされています。
涼しい夜風、降り注ぐ月の光。

秋を感じます。
by isumi-sato | 2011-09-13 11:55 | しょくぶつ