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千葉県いすみ環境と文化のさとセンター

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雨の後の水路、畑、林

 台風1号から熱帯低気圧になった低気圧と刺激を受けた前線の影響のため、ほぼ三日間雨が降り続きました。センターでは、合計109mmの降雨量でした。
 このところ水位が下っていた万木堰は、水位を取り戻してきました。

 センター建物の南にある小水路では、人が近づくと水底で土煙が巻き上がります。オタマジャクシ(たぶんニホンアカガエル)とザリガニが急いで逃げて隠れるために上がった土煙です。そして、水路沿いには黄色い花が目についています。

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 ケキツネノボタン(キンポウゲ科)です。葉の形がボタンに似ていることから名前が付いています。そう果は、金平糖のようです。キツネノボタンに良く似ています。茎に毛がある、花柱がまっすぐ、種子の先端がかぎ型に曲がらないことなどで区別できるそうです。ともに茎や葉の汁にアルカロイドを含む有毒の植物です。
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 キショウブ(アヤメ科)です。明治期にヨーロッパから持ち込まれた外来種です。観賞用に日本中多く所で植えられて、繁殖力が強いため増えています。環境省は「要注意外来生物」の一種として位置付けています。
・日本のアヤメ属のうち、カキツバタ等の5種類が絶滅危惧種であり、それらの遺伝的攪乱のおそれがある。
・繁殖力が強いので、水辺の在来種と競合し、駆逐するおそれがある。
といいます。
 センターにおいても水路沿いにたくさん増え過ぎているため、春が来る前にかなり引き抜いて減らしています。それでも花が咲きます。花が咲くと確かにきれいですね。
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しかし増えすぎてしまうため、「要注意」です。きれいではありますが、他のところへ持って行って増やすということは避けた方がよい生物です。アメリカザリガニなども同様です。

ご参考までに、要注意外来生物リストはここでご覧になれます。
キショウブは
http://www.env.go.jp/nature/intro/1outline/caution/detail_sho.html#12


キショウブの草むらに、ガサガサと動く動物がいました。

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良く見ると姿を発見。こちらは、在来のニホンカナヘビでした。


 ミニ雑木林では、葉を展開し、花の準備をしている植物たちも目につきます。
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マユミです。秋に赤い実がぶらぶらとする低木を思い出してください。

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センダンです。
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センターの畑では、ジャガイモの花が咲き始めました。
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 ソラマメは、サヤを充実させているところです。
空に向かって莢(さや)が付くから「ソラマメ」というそうです。

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 秋の芋掘り・焼き芋に向かって、4,5日前にサツマイモを植え付けました。
畑で生長の様子をご覧になってください。秋の行事へのご参加をお待ちしています。
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 エンドウは、花が過ぎてサヤエンドウの実の収穫期です。若くて柔らかいものが「キヌサヤ」、熟した種子が「グリーンピース」、いろいろな段階で食用にされています。他にもこういう食物ありますね。英語では「pea」。生物学ではメンデルが遺伝の法則を発見したことで有名ですね。
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 雨上がりのミニ雑木林の中で、クヌギやコナラの枯枝に、菌類の付着物を発見。キクラゲの仲間でしょうか?

今日は久しぶりの日光が当たっています。
by isumi-sato | 2011-05-13 16:03 | しょくぶつ