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千葉県いすみ環境と文化のさとセンター

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環境教育の時間で小学生が来館しました

本日、とある小学校が環境教育の学習のため、センターに訪れました。
当センターでは珍しく、小学6年生15名でした。


いつもより少々遠い場所の、センターを利用するのが初めてなこの小学校さんは、環境教育として実際に地域で保護活動などが行われている現場を見たり、話が聞きたいと来館です。
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本日の天気は快晴でも、北風が強く最低気温も-2.5℃と低いので今日はいろりを囲んでのお話をしました。
よく来てくれる小1~2年生達ですと、いろりや火鉢を出すなんて心配でできませんが、小学6年生しかも今月卒業式を控えた6年生ともなると、そこのところは安心です。
気に入ってもらえたのか聞き忘れちゃいましたが、どうだったのでしょうか。
(ちなみに、皆さん正座です。だいじょうぶだったのかなぁ? こちらが心配しちゃいました。)


環境問題の中で特に絶滅危惧種について興味があるとのことだたったので、まず「絶滅危惧種」とは何かというお話と、センターで飼育しているミヤコタナゴ、今が産卵の時期であるトウキョウサンショウウオのお話をしました。
お話の後は、館内で飼育展示しているミヤコタナゴの水槽を観察し、展示してある昔ながらの農機具の解説を行いました。
本日は展示してある農機具を、実際に昔使っていた職員がいたので、その詳しい使い方と実演(ワラつぶし器、縄綯い器など)をしました。
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その後、トウキョウサンショウウオの産卵地の見学を行いました。
トウキョウサンショウウオの産卵地に向かう前に、同じく早春に産卵するニホンアカガエルの卵塊(らんかい)の観察を行いました。
卵の塊と書いて“らんかい”と呼ぶ…実際に持ってもかたまり(塊)のままなんだよと、手ですくって皆でアカガエルの卵を触ってみました。
イクラに見えると盛んに生徒たちは言っていましたが、イクラに見えてもイクラのようにバラバラにはなりません。
不思議なプルプルとした触感と、バラバラにならない卵の一体感が面白かったらしく、臆することなく盛んに触っていました。
カエルの卵を触った事がある平成の小学生を一気に15人増員です。
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トウキョウサンショウウオの産卵地では、まずは自分たちだけで卵のうを探してもらいました。
でも直ぐに卵のうを見つけ、さっき見たアカガエルの卵かいとの違いを観察していました。
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ここでは、トウキョウサンショウウオ減少の理由と、今年センターのトウキョウサンショウウオの産卵地でおきている不幸な話をしました(不幸な話はまた別の機会に…)。
そんな話をしていると、なんといつもは水中の落ち葉のうらなどに隠れているトウキョウサンショウウオの成体が、隠れずに水路にいるところを発見(小学校の引率の先生が)。
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成体に会えること自体、わりと珍しいことなのにこれだけ見やすい位置で観察できることなんて、ラッキーなことですと力説しながらの成体観察となりました。
(残念ながら今日は成体の写真はありません)

トウキョウサンショウウオの卵のうを観察した帰りにセンターの畑を通り、本日偶然活動中だった「なのはなエコプロジェクト」の見学と解説を会の方にしてもらいました。
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菜種油を使った、環境にやさしい生活の話もしてもらえました。
環境保護活動の現場が見たいとの来館でしたが、環境を守ると一言に言っても、色々な方向性・手段があるということが頭の隅にでも残ってくれたら良いなと思います。


今回は偶然が重なって、ラッキーなことがたくさんあった学習会になったと思います。
センターではこのような自然観察の学習会への対応を行っています。(案内はこちら
事前に詳しい打ち合わせをすることにより、より丁寧で詳しいガイドができますので、御希望の方はセンターまでご相談下さい。

今回の学習会、実は前日の連絡だったのですが、センターの行事や他の予約が入っていたりで、ご要望をお受けできないこともあります。
なるべく早く(少なくとも2週間程度前には)ご連絡を頂けると、双方幸せな結果になると思うので、よろしくお願いいたします。
内容は自然に限定していませんので、まずはお気軽にご相談下さい。
お待ちしております。
by isumi-sato | 2011-03-03 16:31 | グループ・学校利用