千葉県いすみ環境と文化のさとセンター

isumisato.exblog.jp
ブログトップ

雨、あられ?

今朝、出勤してみると、そここに何やら白い塊が…
a0123836_17395322.jpg

a0123836_1740822.jpg

ただ、一面広がるというほどでも無く、小さい塊で数カ所あるという感じで、木道やベンチには多く残っていました。
霜が降りたにしちゃ変だし、雪にしてもちょっと変。
なんだろうと協議した結果、あられが降ったのでは?ということにまとまりました。
いすみでは昨晩あられが降ったようです。
23日にかろうじて2mm降りましたが、まだまだ乾燥しておっぽりにもトウキョウサンショウウオ池にも水が溜まりません。


さて、今日は出会う季節が早過ぎる珍客にもあいました。
a0123836_17455852.jpg

キリギリス科のクビキリギスです。
越冬するキリギリスの仲間ですが、普通越冬は風が直接あたらない草むらのようですが、どういうわけだか表にいて職員に発見されてしまいました。
a0123836_1749563.jpg

この頭のとがり具合は、他にいません。
クサキリと似ているといえば似ているのですが、ここまで鋭角ではないです。
(比較写真が無いので、言うだけでは分からないとは思いますが)
また、アゴが橙色であるのが特徴です。
a0123836_1755524.jpg

ちょっと失礼してアゴを見せてもらいました。
全体的にユニークなフォルムですが、このアゴは大層強力で、噛みつく力が強く、噛まれると相当痛いそうです。
その上、引き離そうと引っ張ると、首が落ちてしまうという恐ろしい執念です。
そのため「首切り」キリギリスなんて名前がつけられてしまったわけです。
某特撮ヒーローの怪人役で出演してそう…なんて、見る度に思ってしまいます。

成虫で越冬した後は、春に交尾産卵をします。
春から夏にかけて「ビーン」とか「ジーン」とか、ちょっと器械的なブザーのような連続する音を草むらから聞いたことはありませんか?
その音の正体が、クビキリギスの鳴き声なのです。
(ただし、ケラの鳴き声と酷似しているのでケラの可能性も大!です)

まだまだ春は遠いので、しっかり冬眠しておかないと凍えてしまいます。
ちゃんと潜るんだよ~と、草の繁った場所に放しておきました。
by isumi-sato | 2011-01-26 18:04 | いきもの