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千葉県いすみ環境と文化のさとセンター

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ネムノキの花が木を覆い、ハスの花もほぼピークです

 7月8日。昨夜はいすみでも強い雨が降り、約30mmの降水量でした。
比較的短時間に狭いエリアに集中する雨の降り方は、熱帯地方の雨に似ています。
昔ながらの夕立、雷は現在のところまだ少ないもようです。
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 6月30日の当ブログで開花を紹介いたしました。ネムノキの花が木全体に付いてにぎわっています。

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開いた花の命は数日のようで、風に吹かれて地面にも花が落ち始めています。
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糸の束が広がったような花は、つぼみがどのように広がるのでしょうか? 夜に広がるのでしょうか? 広がっていく様子をじっくり観察したいと思っているところです。
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いすみ周辺の里山には、ネムノキは多く分布しています。森の中、光のさす林縁部・斜面などで、幼木があちこちに育っているようすをこの時期、発見しやすいようです。複数の細かな葉は、夏には涼しげに感じられます。(葉は互生、2回偶数羽状複葉。花は頭状花序、桃紅色の花糸が目立つ。)

 花が終わった先には、つぼみがまだまだ沢山できるようですから、暑い間はしばらく花を楽しめます。この木も熱帯に関わりがあって、熱帯地方で普通に見られ、多く分布する木です。

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 また、ハスの花も開花がほぼピークに近づいたもようです。つぼみはまだまだたくさんありますので、後10日以上は花が楽しめるかと思います。
細かな筋が見える、明るい桃色のグラデーションは、涼しさと落ち着いた気持ちにさせてくれます。ハス田を歩くと、何とも言えないさわやかな香りを楽しめます。
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 原産はインドということですが、2000年前の弥生時代の地層から取った種を発芽・開花させた大賀先生の名前をとった「オオガハス」の花色が代表的です。
センターには、多くの品種のハスがあります。微妙な花色の違いなども楽しんでいただけると思います。残念なことに、虫たちによる交雑が進んでいるせいか、ここ数年で花色の特徴が少しずつ不明瞭になってきているかもしれません。
 花の後、子房がふくらんで種になっていくところもどうぞ引き続きご覧になってください。種も根も食用になる、生命力を感じさせられる植物です。
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田んぼの稲は、中干しの後、再び水に浸っています。

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by isumi-sato | 2010-07-08 18:14 | しょくぶつ