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千葉県いすみ環境と文化のさとセンター

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花炭を作りました

本日、いすみ地域の女性グループの集会がセンターで行われ、その中で花炭作りを行いました。
朝から天気予報は雨と出ていたので、時間との勝負!でした。


花炭とは、火をおこすための炭ではなく、花や葉、木の実、ハスの花托などを観賞用に炭にするものです。
作り方として簡単なのは、蓋つきの缶に入れて蒸し焼きにする方法です。
花炭を作りました_a0123836_18135541.jpg

中に入れる物と火へのくべ方は色々な方法があるのですが、今回は、


①缶の蓋に2か所釘で穴を開ける
②缶に隙間なく花炭にしたいものを詰める
③缶を針金で十字に縛る
④おき火で加熱(ある程度火力が必要だが強すぎると中身が燃える)
⑤蓋の穴から煙が出るので、その色をチェックする白(水蒸気)⇒青白⇒紫青⇒透明(炭化終了)
⑥火から外してゆっくりと冷却


といった手順をとりました。
難しい作業は無いのですが、意図した通りに焼けるようになるには、多くの経験と勘が必要なのだそうです。
花炭を作りました_a0123836_1829740.jpg

焼いているところ…少々火力が強めです。
今回は70分ぐらい火にかけていました。
途中火が缶から噴き出したりしていましたが、無事花炭ができました。
花炭を作りました_a0123836_18304681.jpg

焼きあがったもの。
マツボックリ、ハス、フウの実がきれいに炭になっています。
花炭を作りました_a0123836_1831692.jpg

写真左側は葉付きのキンカンを入れたもの。
実は残っても葉は上手く残りませんでした…。
中々難しいですねー。
缶を火から降ろした頃から雨が激しく降り始め、ギリギリなお天気でしたが無事花炭を作ることができました。
その後会の皆さんは、センター和室でお手玉作りを行ったそうです。


センターでは、このように和室(もしくは工作室)をお貸しできます。
火を使わなければ、自由に部屋を使えます(使用後はお掃除もして下さると大感動!)。
職員が対応できることなら、今回の花炭のようにお手伝いもできます。
事前に綿密な打ち合わせが必要ですが、ホームページのこちらにも内容を載せていますので、機会がありましたらぜひご利用下さい。
by isumi-sato | 2010-03-09 19:00 | グループ・学校利用