千葉県いすみ環境と文化のさとセンター

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果実、続々と

9月22日(金)、午前9時の気温25.9℃、晴れのち曇り。素晴らしい青空の朝を迎えました。鳥のさえずりがセンター全体を包み込みます。

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朝のセンターのようす。白い雲が南から北へゆっくりと流れていきます。のんびり眺めていたいものです。



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きれいな青空の後に、ビックリしないでください。大きいガの仲間を発見。最近はブログのために生き物が待ち構えていてくれているようです(思い込みです)。調べてみるとヤママユガのようです。




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チョウ目ヤママユガの仲間は大型の種が多いグループです。オスの触角は大きく羽毛のような形をしているそうです。触覚の写真を撮ろうと構えていると運よく風が吹きました。羽毛のような触角が確認できました。オスのようです。成虫の口吻は退化していて何も食べないそうです。(小学館「ネオポケット昆虫」より)


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キャンプ場では、クリの果実が次から次へとなりています。




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その果実の近くには、ここにもいたか!オオトリノフンダマシ(クモの仲間)の成虫が卵のうに寄り添うように栗の木の葉の裏にたたずんでいます。いろいろな場所に卵を産むのですね。


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ヒガンバナの開花の後をよく見てみると、葉が生え始めています。ヒガンバナは花を咲かせた後に葉を伸ばします。他の植物は春に芽を出し、夏には葉を茂らせ太陽の光をたっぷり浴びた後に花を咲かせますが、ヒガンバナは夏の終わりごろいきなり茎を伸ばします。その後すぐに花を咲かせ、花が終わった後に葉を伸ばして冬の間太陽の光を集めます。他の植物が葉を伸ばしている間、ヒガンバナは根をしっかり張って栄養をたくわえているんだそうです。へそ曲がりなんですね(笑)。


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カラスウリの果実も、オレンジ色に変わり始めました。


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オニドコロの果実でしょうか?だいぶ目立つようになりました。




この時期は多くの果実が観察できます。



皆さんも植物の果実探しに来ませんか?お待ちしております。


by isumi-sato | 2017-09-22 17:15 | センターこぼれ話

巨大な種です

9月21日(木)、快晴です。今朝9時の気温は22.8℃、最低気温は17.6℃でした。


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空は青く澄み渡り、気持ちの良い一日でした。ただ、日中の作業では汗ばみました。週間予報ではもう日中で30℃を超えることはなさそうです。それどころか夏日もどうなるか。
いわゆる「残暑」は「立秋(りっしゅう)のあとも続く暑さ」のことを言い、秋分まで。カレンダーで言えば立秋の8月8日ごろから秋分の9月23日ごろまでとなります。
今年の夏は雨や低温にたたられ、どちらかといえば残暑が恋しいかも・・・

季節は着実に進んでいますね。



そんな中、

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こちらイスミスズカケ。まだ可憐な花を見せています。もっとも、この株だけでしたけれど。
過去の写真をチェックしたら一昨年は9月5日がありました。でも、さすがに9月10日過ぎのは見つけられませんでした。
こちらで育て始めて、咲いている時期としては遅い部類でしょうね。


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先日紹介したタコノアシ。まだ赤くなり始め、といったところでしょうか。


中庭で育てていた
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ヘチマ。さて、これをどう処理するか思案中。

同様に気になっているのがこちら。

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ナタマメです。
見た目サヤエンドウですね。


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でも、大きさはこれくらい。全長で25cmほどあります。
で、種はどれくらい入っているのか興味ありますよね。

解剖しました。

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種は全部で7つ。
一つの大きさはおよそ2.5㎝です。

まさにサヤエンドウの巨大版。でも、これはまだ未成熟のようです。
成熟した種はこちら。

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これはまいた種。

ちゃんと種が収穫できますように。



by isumi-sato | 2017-09-21 17:29 | センターこぼれ話

大きさにビックリ!

9月20日(水)、午前9時の気温24.1℃、曇。どんよりとした雲が空を覆い、蒸し暑くすっきりしない天気となりました。

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万木堰のようす。やっと水位が上がってきました。午後からはパラパラと雨がちらつきましたが本降りにはなりませんでした。



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セイタカアワダチソウの花のつぼみが目立ち始めました。背も高くなり葉の上などには様々な生きものが観察できます。



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いました、いました。毎回ネコハエトリグモを取り上げてしまって申し訳ありませんが、この時期セイタカアワダチソウの葉の上で多く観察できるます。コミカルな動きで、見ている人を和ませます。首をかしげたり、ピョンピョンはねます。


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これは9月10日に撮影し、ブログでも取り上げたクワコの幼虫。いつも2匹のクワコブラザーズ。


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10日ぶりに観察するとデ、デカい。こっちはクワコブラザーズの兄。(二匹いる大きいほうを兄としました。)おっきくなってました。ビックリ!10日前の大きさで終齢幼虫と書いてしまいましたがさらにこんなに大きくなっているとは。



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こっちは弟。今日も兄の近くにいました。線引きで測ってみると5㎝近くはありました。こんなに大きくなるのでしょうか?どの図鑑を見ても35㎜程の大きさと書かれていましたが…。観察を続けます。



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サルトリイバラの果実が夏の初めくらいから実っていましたが、なかなか赤くなりません。サルトリイバラは山野に普通にみられる植物で、木などに絡むと3m程にも伸びます。節ごとに屈曲し、とげがあるのでサルも引っかかるという意味で和名となりました。花は目立ちませんが、赤く熟した果実は人目をひきます。(ほおずき書店「木の実・草のみ」より)



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アケビの果実は、多く観察できるようになりました。




いよいよ秋本番です。


この時期にしか観察できない生き物たちに



会いに来てくださいね。


お待ちしております。

by isumi-sato | 2017-09-20 17:15 | センターこぼれ話

台風一過、秋の始まり自然観察会

9月18日、快晴。午前九時の気温は28.6℃、今朝の最低気温は21.1℃でした。



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台風18号が日本列島を、日本海沿いにスピードを上げて北上して、昨夜は時おり強い雨風が吹きました。夜が明けるころは、空が晴れてきました。
今日の午前零時からの雨量は21mm。金土日合計の雨量は、105.5mmになりました。




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万木堰の水位が上がりました。湿性生態園のヤナギ林デッキ下にも水面がもどってきました。




本日、行事「秋の始まり自然観察」を行いました。
台風で天候が不安定だったせいもあって少数でのゆったりじっくりとした観察会ができました。



駐車場脇の赤い実をつけたコブシの木の観察から始まりました。田んぼの畦沿いに咲いたヒガンバナ、ツユクサ、キツネノマゴと、赤、青、ピンクの色を見つつ、たくさんの実をぶら下げた樹木の下に来ました。




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たまに山からその実を食べに来ているニホンリスがいます。硬い実がきれいに真っ二つに割れています。その実をたくさん下げているのは、オニグルミの木でした。




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次にハス田で、花のあと、ハスの実を観察しました。焦げ茶色に枯れた実が多い中、若いハスの実をさがしてみます。若い実は皮をむいて食することができます。独特の香りとあまい味がします。また、ハスの茎にある空洞が、レンコンのようになっていることも観察、葉の上から水を落とすと茎の下から水が垂れてくることも確認できました。これでお酒を飲む風流な過ごし方があるとか、、。




田んぼの脇、竹林沿いを通って、ヌスビトハギの花と実、ガマズミの赤い実も観察。
ディキャンプ場では、クリの実、カキの実のなりようも観察しました。




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湿性生態園へと続く林道沿いでは、ヒヨドリバナ、アメリカイヌホウズキ、ツリガネニンジン、ゲンノショウコ、アケビ、アキノエノコログサなどを観察。アケビの実が頭上に多数ぶら下がる季節となりました。センダンの実もたくさんあります。



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湿性生態園ではデッキ沿い、ススキ、オギにからまったつる植物におもしろいものがありました。カラスウリはオレンジ色の実をぶら下げる秋の定番ですが、葉っぱや茎が小さなツルに緑色の丸い実をつけたつる植物がありました。熟すると小さな白い実をつけるのが、スズメウリです。



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また、盛りを過ぎてしまったのですが、コバノカモメヅル、暗褐色の花が集合したワレモコウ、これから実を熟していく若いとげとげをたくさんつけ始めたオオオナモミも観察できました。
デッキ沿いの湿性の地面には、ミゾソバの葉がたくさん。ピンク色の細かな花をつけるのはまだこれからです。



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すっげー!秋の自然観察会が盛り上がってきました♪



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ここからは、秋の虫を捕まえて、観察してみましょう!



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夕焼け小焼けの~赤とんぼ♪  ナツアカネが、赤くなってきました。秋ですね~。



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この夏に羽化したホソミオツネントンボです。羽化したばかりの未熟な茶色い個体は、成虫のまま越年(おつねん)します。来春には、鮮やかなブルーの色へと変身です。



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大物ゲッツ!オオヤマトンボです。広い池を飛び回っていました。5月~10月ごろまで観察できます。



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ジョロウグモが甲虫を襲っています。ジョロウグモも、秋を代表するクモです。



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秋の自然観察がおもしろいです!ぜひ、遊びに来てください。





by isumi-sato | 2017-09-18 17:09 | 行事報告

台風接近!雨の日も風の日も…虫たちは?

9月17日(日)の天気は雨。連休なのに~…午前9時の気温は、21.2℃です。


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ざあざあ降りですね~。こんな時、虫たちはどうしているのかなぁ?そうだ昆虫観察、行こう。



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いたいた、キリウジガガンボ。長い足を使って、しっかり草につかまっています。



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ヒメウラナミジャノメも、雨宿りをしています。きれいな目玉模様ですね。
この目玉模様は、敵を脅かす効果があると言われています。また鳥が、はねの小さな目玉模様を目と間違えて、つつく間に逃げることもできます。



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サトイモの葉っぱに、雨水がたくさん溜まっています。里芋は、東南アジア原産。日本には、縄文時代に伝わり、古くから食べられていたそうです。里芋も、おいしい野菜ですよね♪



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畑のマルチの上に、ニホンカナヘビがいます。しっぽ長いですね~。尾は、全長のおよそ3分の2もあるそうです。



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あっ、ナス!おいしそう。「秋なすは、嫁に食わすな」…小ぶりで実がひきしまった美味しいナスのシーズン到来ですね♪



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なすび?いえいえ、こちらはクロウリハムシでしょう。ウリ科の植物が大好物みたいです。



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風雨に耐えながら、エサを食んでいます。雨にも負けず、風にも負けず、たくましい姿を拝めました。



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トリノフンダマシがいました。クモの仲間です。鳥の糞に擬態しているんだとか。



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近くに卵のうがあります。やっぱ、かわいい子供が気になるんですかね~?



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ナガコガネグモもいます。水田にも多く生息するクモで、たくさん害虫を食べてくれるそうです。



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えっ、タコ?って感じします?その名もタコノアシ。かれんな花が咲いています。花が果実になり、だんだん赤くなって…



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それがゆでだこに似ているから…という説があるそうです。湿ったところに自生するタコノアシ。全国的には減少していて、ほとんどの県で絶滅危惧種に指定されています。ここ千葉県では、指定されていません。豊かな自然が残っているんですね♪



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だんだん雨が強くなってきました。昨夜の降り始めから17時までの累積降水量が、72.5mmに達しました。皆様、どうか風雨に気を付け下さい。



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なお、明日18日の天気は晴れの予報です。行事予定の「秋のはじまり自然観察」は、予定通り行うつもりです。皆様のご参加を、心よりお待ちいたしています。
by isumi-sato | 2017-09-17 17:15 | いきもの

たくさんの名前で呼ばれています

9月16日(土)、午前9時の気温23.1℃、曇。今朝の最低気温は16.3℃。朝方、夕方はすっかり涼しくなり寝苦しい夜が懐かしく思えます。

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デイキャンプ場のようす。夏の時期は青々とした雑草に覆われていましたが、この時期はオオシマザクラの落ち葉で覆われ、地面は黄色と茶色に少しづつ変わり始めています。落ち葉の上を歩くと「ガサッガサッ」とリズミカルな音を奏でます。


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夏の名残、めぐる季節。


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エノキの果実は熟してオレンジ色から赤色へ、そして黒く色を変え始めました。



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ヒガンバナはこれでもかというほど真っ赤に咲き誇っています。この写真は9月12日に撮影。ヒガンバナは様々な名前があることで有名です。一番有名なヒガンバナの別名「曼珠沙華(マンジュシャゲ)」や、花が終わってから葉を出すので「お化け花」「きつね花」などの別名もあります。花は豪華で華やかですが毒草なんだそうです。地下の鱗茎(球根)や葉や花に毒があります。毒の成分で時に死に至ることから「地獄花」「死人花(しひとばな)」とも呼ばれています。しかしネズミやモグラを寄せつかないことから田の畔に植えられたり、墓地に植え、死がいを野犬やオオカミから守る意味で植えられたともいわれています。(全国農村教育協会「季節の生きもの観察手帳」より)



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この写真は今日撮影したもの。真っ赤だった花の色は少し白くなり始めていました。開花のピークは過ぎたのでしょう。アゲハチョウの仲間が、ヒガンバナの花から花へと飛び回っています。この時期ならではの風景です。でもチョウは平気なのでしょうか?毒草と呼ばれているのに。


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鮮やかなブルーの色を発しながら、ツユクサが多く目立つようになりました。昆虫広場や田んぼ近くの竹林の中などで観察できます。


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畑近くにあるウメの木に、何やら毛むくじゃらの毛虫を発見。よくよく観察して図鑑で調べると「ナシケンモン」というガ類の仲間の幼虫のようです。ポケモン?みたいです。風貌もモンスターみたいですしねー。でもなんでナシケンモン?草本から木本まで広く見られる幼虫だそうです。



今日もいろいろな生きものに出会えました。


by isumi-sato | 2017-09-16 17:15 | センターこぼれ話

センターのアイドル

9月15日(金)、午前9時の気温22.8℃、曇ときどき晴れ。午前中に雲が多かった空ですが、午後になると太陽が顔を出し始めました。

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田んぼのようす。おだかけにしたワラはしっかり太陽の光で乾いてほしいのですが、あすから台風18号の影響で天気は下り坂。嵐の前の静けさでしょうか?せっかくの三連休も台無しです。ガックシ。


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気を取り直し気象観測を行うため、百葉箱へ向かうと日本アマガエルが二匹そろって仲良くお出迎え。
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これは三日前の夕方に撮影した駐車場の外灯です。カナブンが暗くなると点灯するのを分かっていて暗くなる前から張り付いているのかと思いきや‥‥

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よく見ると二ホンアマガエルでした。手前に4匹、奥に1匹。外灯の明りに集まる虫を目当てに寄ってきているようです。なんとかわいらしい!まさにセンターのアイドルです。

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昆虫広場では、ジュズダマの苞鞘(ほうしょう)がツヤを出しながら黒く色を変えてきました。

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その近くには、オオミズアオの成体が地に横たわるように命を落としていました。このまま土に還り、生きものたちの栄養源となるのですね。素晴らしい自然界のサイクルです。


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万木堰のようす。一時期よりは水位が上がったようです。少し前までは堰の水の色はもっとグレーに近い茶色だったと思いますが、緑色に近い色に変わってきました。明日からの雨で堰の水の色は変わるのでしょうか?
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デイキャンプ場では、不思議な光景が観察できました。熟したカキの果実にヒカゲチョウと思われるチョウと、その近くにはクロウリハムシが寄ってカキの果汁を吸っていました。ヒカゲチョウの口吻がまっすぐ伸びているのがわかります。樹液や花の蜜だけでなく、果実の汁も吸うのですね。

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ミカンの木の葉には、小さい幼虫が観察できました。アゲハチョウの仲間の幼虫でしょうか?図鑑で調べても終齢幼虫の写真しか載っておらず、キアゲハとナミアゲハしか1~4齢幼虫の変化の過程しか載っていないため、何の幼虫かわかりません。観察を続けたいと思います。




センターで自然観察しませんか?



お待ちしております。


by isumi-sato | 2017-09-15 17:15

秋の長雨

9月6日(水)、午前9時の気温21.7℃、雨時々曇り。強く雨が降ったり、空が急に明るくなったと思ったら急に暗くなったりと変わりやすい天気の一日となりました。


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今日も、天気予報通りの雨模様。いつになったら稲刈りができる事やら…明日の天気も雨模様。早く稲刈りをしないとお米の味が落ちてしまいます。明日も雨の予報ですが、予報に反してカンカン照りの天気となってほしいものです。


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ハス田では、大きく葉を広げていたハスの葉の勢いがなくなってきたことを日に日に感じます。ピンっと背筋を伸ばしていたハスの茎がだんだん傾いてきました。



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茶色く色が変わった花托も多くなり、いずれは傾き水中にしずんでしまいましす。ハスの名の由来は、この花托が「ハチの巣(ハチノス)」に似ていてハチノスの「ハ」と「ス」をとってハスのなったそうです。


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夏の間、ハス田の水面を元気に走っていたスジブトハシリグモでしょうか?色が少し薄いですが…。網を張らずに歩き回ったり待ち伏せをしたりして虫をとらえるクモです。糸は移動するときに体のバランスをとったり、また寝袋や卵のうに使うそうです。あしが丈夫で眼がよく発達しているそうです。小学館の図鑑「ネオポケット~昆虫~」に書いてありました。


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中庭でのボケの木には、実がなりていましたが、茶色く変色していました。もう果実も終わりの時期のようです。山と渓谷社の図鑑「日本の樹木」によるとボケの果実は長さ8~10㎝の楕円形で7月から8月にかけて黄色に熟すと書いてありました。他の植物に気を取られ、ボケの観察はしていなかったことに気づきました。来年はじっくり観察したいと思います。ネットで「ボケの実」と検索すると果実酒やジャムまで作れるそうです。
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タナゴ館近くの水路では、ジョロウグモでしょうか?足が踏切の遮断機のような柄をしています。このクモは網を張るクモです。網は虫をとらえる罠として使われます。





季節の変り目に様々な生き物の変化が楽しい時期です。



どうぞセンターへお越しください。


by isumi-sato | 2017-09-06 17:15 | センターこぼれ話

9月の始まり、荒天でのスタート

※明日9月2日、開催予定の「米作り2・稲刈り体験をしよう」


天候不良のため、 9月5日火曜に延期  いたします。ご理解ご協力お願いいたします。

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9月1日(金)、午前9時の気温20.6℃、曇時々雨。2日前の暑さはどこに行ってしまった?かと思うような涼しい朝を迎えました。子どもたちは今日から新学期。でも前線や台風15号の影響で雨模様。
長い夏休みが終わってしまったのと悪天候が重なって登校時の足取りもさぞ重かったことでしょう。

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田んぼのようす。イネの実が充実し雨に濡れて重くなり、稲穂が少し倒れてしまっています。




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デイキャンプ場のオオシマザクラに、黄緑色をした大きい幼虫が観察できました。強い風で揺れる枝に必死にしがみついているか?体半分を枝から離し必死に動いています。なにか不自然な動きです。アゲハチョウの仲間の幼虫かな?と思いながら、よくよく調べてみるとアゲハチョウの幼虫ではなく、スズメガの仲間の幼虫のようです。ガの仲間の幼虫はよく見つかりますが、アゲハチョウの仲間の幼虫も観察したいものです。



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万木堰のようす。北から南にかけて吹く強い風と共に堰の水面も波が立っています。水位はいまだに低いままです。今朝9時から午後3時までの雨量は11㎜。これから強く降り始めるのでしょうか?


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林道では、タマアジサイが多く咲き始めました。しっとりとした落ち着いた淡い紫色が古風で品のある花です。ぜひ観察に来てください。


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その林道では、ソメイヨシノの落葉がだいぶ進みました。これからもっと落葉が多くなり林道が葉に覆われ見えなくなって来るはずです。



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雨に濡れたコナラの果実がツヤツヤと輝いているようです。若い黄緑色をしていた果実も少しずつ茶色を帯びてきました。



秋の到来?このまま涼しくなってしまうとは思いませんが‥‥




夏が終わり、季節の変り目。様々な自然の変化が楽しめます。




by isumi-sato | 2017-09-01 17:15 | センターこぼれ話

雨が降り気温が下がりました/ 稲刈り2日前

8月31日、雨。午前九時の気温は20.4℃、今朝の最低気温は20.2℃でした。
夜明け前から降り始めた雨の降水量は、夕方19mmとなりました。
夕方の最低気温は、19.5℃。昼間の方が気温が下がったようです。きのうよりも11℃以上気温が下がりました。


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稲刈り2日前の田んぼです。



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今日は北よりの風が吹き、時おり強い雨が吹きつけました。



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地域固有種イスミスズカケは、長いシュートを伸ばし、まだ花を咲かせています。
ぜひご覧になってください。




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次の2種類は、4日前に林道を歩いた時の画像です。センニンソウが白くそこここに目立っています。



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林縁の木にからんだ細めのつる植物は、コバノカモメヅルでした。
小さな星形の暗紫色の花が控えめで印象的です。




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林道沿いの足元には、キツネノマゴにくわえて、ヒナタノイノコヅチもたくさんの穂をつけて目立ちます。この種が冬には、ひっつき虫になります。




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タマアジサイが花を咲かせ始めました。丸い蕾から破れるようにしてふくらんで、装飾花をつける途中にはいろいろな姿を見せてくれます。




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センター内雑木林の足元には、明るいふじ色の花も見えました。ヤブランの花です。



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雨に濡れたクリの木の枝には、センター建物をバックにして今日の涼しい気温の中、ニホンアマガエルがたたずんでいました。

さて、天候は? 稲刈りの予定はどうするか? 明日の午前中に判断いたします。



ご来館お待ちしております。


by isumi-sato | 2017-08-31 17:30 | いきもの