千葉県いすみ環境と文化のさとセンター

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足元自然観察のススメ

カレンダー通りに見ると、3連休最終日の今日も行楽日和の一日でした。
田植えも終わり、職員一同ほっとしています。


昆虫広場、湿性生態園でトンボの姿を見かけるようになりました。
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シオカラトンボのメス。
羽化したばかりのようで、まだ薄い色でした。
越冬するホソミオツネントンボの姿は初春から見かけていましたが、シオカラトンボはセンターで今季初確認です。
トンボが飛び交う季節ももうすぐですね。

以前、黒いアゲハ蝶はカラスアゲハをご紹介しましたが、今日の林道にはジャコウアゲハがたくさん飛んでいました。
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ジャコウアゲハのメス。
メスは写真のように翅の表が白色ですが、オスは真っ黒です。
一見別のチョウに見えます。
観察中はオスの姿は見えませんでした。

小型のチョウでは、春から夏にお馴染みのヒメウラナミジャノメが飛び回っています。
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蛇の目模様を惜しげもなく見せてくれました。
お天気が多少悪くても飛び回る元気なチョウです。

今の時期、ハルジオンがたくさん咲いています。
そして、その花をよく見ると、小さな生き物たちが集まっているのが観察できます。
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ヤブキリの幼虫。
多分、隠れているつもり。
幼虫の頃は植物の葉や花粉を食べ、成虫になると肉食になるキリギリスの仲間です。

小さなハチも花粉集めにやってきます。
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コハナバチの仲間だと思います。
ハルジオンの花の大きさから、ハチの小ささが分かると思います。
小さな羽音を立てて、何匹も飛び回っていました。

そして、最も多く姿を見かけるのがこちら。
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モモブトカミキリモドキのオス。
腿が太いカミキリムシに似た虫・・・と、大変説明的な名前がついている昆虫です。
とはいえ、この腿が太いという特徴はオスだけ、メスはスレンダーな脚をしています。
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比較にメスの後ろ姿を。
腿が太いとどんな良いことがあるのでしょうね。
気づかれることが少ないかもしれませんが、今の時期、ハルジオンやタンポポを探せば簡単に姿を見ることができる昆虫ですよ。

続いて、少し大型の昆虫。
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コアオハナムグリ。
「コ」がついているので、ハナムグリの中では小型ですが、前記の昆虫たちと比べると大型ですよ。
「花にもぐる(むぐる)虫」でハナムグリ。
その名の通り、花に潜って体中花粉だらけになっていました。

ご紹介しましたように、短時間でハルジオンの花の上で、これだけの昆虫観察ができました。
今日紹介した昆虫以外にも、たくさんの昆虫が集まってきます。
遠くに出かけなくても、小さなお子さんと一緒でもできる足元自然観察、おすすめで~す。
by isumi-sato | 2013-04-29 16:23 | いきもの

天気がいいですよ、外へ出ませんか

今朝の湿性生態園。

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青空、木々の緑、フジの紫、草の緑

それほど暑くなく過ごしやすい気温。
今夜から天気は下り坂とも・・・

陽気がいいうちに外出しませんか。
by isumi-sato | 2013-04-29 10:20 | おしらせ

行事 田植え体験をしよう を実施しました

4月28日、快晴。午前九時の気温は17.4℃、今朝の最低気温は7.8℃でした。
連休二日目は、昨日に続いてカラっと晴れて、湿度32%という乾燥した空気です。
本日は、千葉県いすみ環境と文化のさとセンター行事メインの一つ「田植え体験をしよう」です。

ここ数年は、田植えに人気が集まっています。大人自身も初めての田植えで、小さなお子さんに田植え体験をさせたいという都会の方が増えているようです。定員30名でしたが、大人33名+こども24名の合計57名の方が田植えに参加しました。
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大人気でしたので受付人数を大幅に増やし、二班に分けて田んぼ二枚に田植えを行うことにしました。


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田植えの説明のあとは、二班に分かれて上と中の二枚の田んぼに進んでいきました。大人は5か所、子どもは3か所ずつ、前進して植えていきます。開始時は北の風がやや強く吹きましたが、昼に近づくと穏やかな風になりました。

始めに田んぼに入るときは、冷たい感覚と泥に潜る感覚に特に小さなお子さんは恐る恐るです。

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センターの田植えは、横にひもを張って30cmずつ移動して前進していく方式です。
なるべく足の踏みかえをなくして、歩数を少なくすることが田んぼを荒らさずに済みます。

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後ろや周りからスタッフが苗の補給を行います。


稲作で、田植えは一番つらい仕事だったともいわれているようです。
昔から周りでがんばれと励ましながら行い、場合によっては踊ったりして、田楽などが生まれたと、昔小学校で習ったような記憶があります。

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この写真は、まさにそのように見えてしまいますが、踊っているのではありません。
「苗ください!」の声に苗を遠くに投げているところです。


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今年の田植えは、スムーズに進んで、70分くらいで田んぼの反対側まで到着することができました。田んぼの泥の感触にも慣れ、水も温(ぬる)んできました。



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手植の泥を洗い落としたあとは、下の田んぼで機械植えのようすも紹介しました。

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さらに、田植え定規(型枠、枠、ハカ、コロガシなどいろいろなタイプと呼び方があるようです)を使っての植え方もご覧いただきました。最近寄贈された田植え定規です。
現役農家さんでも、これを使ったことのある方はいらっしゃいませんでしたが、、、。


お昼まで時間が生まれたので、本日はフルコース。農機具の紹介も行いました。


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草取り器、千歯こき、回転式脱穀機、縄ない機などを紹介しました。

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左が手植えの田んぼ、右が機械植えの田んぼです。

・全部楽しかった、ずっと続けてください(8歳、三回目の参加)
・最初はむずかしかったけれど楽しかった、稲刈りも来たい
・アメンボがいっぱいいた
・昔の農機具の説明がよかった
・去年より早くしっかり田植えできました
・説明がわかりやすかった
など、うれしい意見をいただきました。



行事が終了すると、スタッフはさっそく補植に取り掛かりました。

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機械植えで植えられなくて空いているところ、たくさんの苗を植えすぎているところ、しっかり指していないため浮いているところなどです。
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翌日、翌々日になると、風に吹かれるなどして植え具合がさらにはっきりわかります。浮く苗が増えないとよいのですが、、、。
参加のみなさん、丈夫においしくイネが育つことを祈りましょう。

今年は、草取りの作業も早いタイミングで行いたいと思います。
お手伝い、歓迎いたします。
by isumi-sato | 2013-04-28 16:25 | 行事報告

田植えの準備完了~

明日はいよいよ田植え!朝から準備に大忙しでした。


イベントには、田植え初心者が集まるので、目印の縄を田に張ります。
その準備で、縄に印をつけました。
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手に持っている棒は、「尺棒(しゃくぼう)」と呼ばれ、苗を植える間隔が刻まれています。
昨年、この尺棒を使って田植えをしたら、棒がプカプカ浮いて場所がずれてしまった反省を活かして、今年は予め縄を張ってしまうことにしたそうです。
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水も溜まって良い感じです。
明日のお天気は、風が少し吹くようですが雨は降らない予報。
良かった~と思ったら、風が吹くぐらいなら小雨の方がマシ・・・だそうです。難しいですね。


田んぼの畦では、カラスアゲハが翅をキラキラ輝かせながら吸水中。
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アゲハ類が飛ぶ時期になり、林道散策も華やかで楽しい時期です。
お馴染みのベニシジミも元気いっぱい、飛び回っていました。
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写真には撮れませんでしたが、このベニシジミを観察中、すぐそばでクマバチがブーンと大きな羽音を立ててホバリングしていました。
フジやヤナギの蜜を狙っているようですが、目線の高さでホバリングを観察できるのでこれまた面白いです。
こちらからちょっかいを出さなければ刺されることは無いので、ゆっくり観察してみてください。

畑のセイヨウアブラナは、花の盛りは過ぎたものの、まだ虫たちは集まってきます。
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真剣な顔でお仕事中。
さて、あなたはだあれ?
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背中の模様からして、ナミハナアブでしょうか。
時期が少し遅いのですが、菜の花畑にしゃがんでいたら、飛び回っているミツバチだと思って見ていた昆虫が、違うハチだったり、ハナアブだったり、種類の多さに驚きますよ。
それをお伝えしたかったのですが、なにぶん彼らは飛び回るのが素早過ぎて・・・ご自分の目で本物を観察して下さい。

虫たちとの出会いが増えるこの時期は、巡回を終えるのに時間が掛かって嬉しい悲鳴です。
明日の田植え中も、どんな生き物と出会えるかな?
それが楽しみな子、怖い大人、色々でしょうねぇ~。
by isumi-sato | 2013-04-27 17:18 | 田んぼ

鳥もカメも元気です

4月26日、晴れ。午前九時の気温は19.2℃、今朝の最低気温は10℃でした。
ホケキョ と ケンケン と、ホトトギス、キジの鳴き声をよく耳にする毎日です。

昼過ぎに一時的に強い風が吹いて、通り雨が降りました。
そのあとは、再び晴れて春の日ざしが降り注ぐ一日です。


毎朝、草地の昆虫広場、田んぼを飛び回ってまわりの樹木の枝を行ったり来たりしている鳥がいます。
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昼過ぎの一時的に天気が崩れたころ、電線に止まったモズが一生懸命にキィーキィーと鳴いていました。

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ホタル水路近くの草むらには、ニホンアカガエルが草に隠れながら移動していました。
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すぐ近くの地面には、ニホンアマガエルが移動中。
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動いてくれなければ草に紛れて、気が付かないところです。
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ウツギの花が開いてきました。今は蕾と両方が観察できます。
もうすぐ、満開でしょうか。
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水路沿いのカラムシが育って、毎年のように群落になるとわかるようになりました。昔は、繊維をとって布を作ったかとか。やがてフクラスズメがエサにしてよく姿を見ることができます。
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万木堰対岸のアカメガシワの新葉が日に日に育って、今は赤緑色に見えてきました。
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拡大するとご覧のとおりです。赤く見えるのは、葉緑素がまだ十分足りていないためですね。

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少し離れたハゼノキと枯れた蔓に止まっている白い鳥がいます。
アオサギでした。
観察者が木の陰など直接見えないところから見ていれば、逃げずに観察できました。首を前や後ろにまわして、周囲を見回しているようすです。堰にいる魚を狙っているのでしょうか。
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堰やや奥のスギの倒木の上は、日当たりがよくなったのでいつもの通りカメたちが並んでいました。クサガメ、ニホンイシガメ、ミシシッピアカミミガメがいるようです。甲羅の背中のキール(尖った稜線状の線)が三本あるのがクサガメ、一本だけがニホンイシガメです。

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少ししてもう一度覗くと、ウ(カワウまたは、ウミウ)と一緒に並んでいました。
ウは、少しでも人に気づくと急いで飛び立ちます。ここも木陰から一枚撮影しました。夷隅川河口では、ウは人がいても飛び立つ気配はないのですが、、。不思議な違いです。
カメとウは、お互いは気にならない関係のようです。

周辺の山は、フジが盛りで藤色が目立ちます。
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堰の近くには、白いフジも咲いていました。

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新緑の湿性生態園のヤナギ林と木道です。
気持ち良い季節になりました。
自然の中でゆっくり散策にお出かけください。
お待ちいたしております。




--------お ま け------
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最近、夕方になるとおいでになります。田植えの後も来てくれて、雑草を食べてくれるとありがたいんだけどなぁ・・・
by isumi-sato | 2013-04-26 18:12

行事の下見を行いました

昨日の天気が嘘のように、お天気ですごしやすい一日でした。
京神に続き、センターの田んぼにコシヒカリの苗が届きました。
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田植えの準備が着々と進んでいます。


今日は、5月11日に開催予定の「夷隅川源流を訪ねる小さな旅」の下見を行いました。
その様子を少しだけご紹介・・・。
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源流近辺から望める海。

夷隅川の源流はどこか?というと、大きく2つの説があるそうなのですが、センターでは源流は上大沢として見学に向かいます。
「源流」と聞くと、うっそうとした山の奥を想像するでしょうが、夷隅川の源流は海の近くという一見、不思議な環境にあります。
なぜ、海のそばにあるのか?それは、当日の解説までの宿題です。

源流まで来て、遠くの海しか見られないのか?と思われた方、近くには、これぞ「源流」と言えるような場所もありますのでご安心を。
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斜面からしぼり水が、ポタポタ落ちていました。

ポタポタ落ちた水滴が集まり、他の川と合流してこんなにも大きな流れになるのですね。
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何カ所か河川を見学し、途中日本一の大井戸や、ちょっと嬉しい場所に立ち寄ったり、盛りだくさんの内容です。
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終点は、万木城展望台。
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水面は見えませんが、夷隅川が蛇行する様、そして河口方向の太平洋が望めます。

かいつまんでのご紹介でしたが、移動距離往復約80㎞。
夷隅川源流と川が主なテーマですが、車窓から見える風景も変化があり楽しいですよ。
定員にはまだ空きがありますので、興味を持たれた方はご参加お待ちしております。
by isumi-sato | 2013-04-25 18:07 | センターこぼれ話

イノシシ出没か ?

4月24日天候曇り、午前9時の気温は15.0℃、3日前の21日午前9時の気温は3.5℃、寒暖の差は11.5℃です。今朝の最低気温は11.0℃でした。極端に寒暖の差が多い今日この頃の気象です。
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毎日気温、湿度など気象観測する百葉箱

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イノシシが出没したと思われる形跡が池付近にありました。幸いにして農作物などの被害はありませんでしたが、これからいつ被害に遭遇するか心配です。

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今、畑にはサヤエンドウ、ソラマメ、初めて作付した大麦などが順調に生育しています。これから収穫をむかえる時期ですが野生動物による被害が心配です。防護柵等で自主防衛していますが、、、

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今日も中庭にモグラ塚がありました。モグラたたきならぬこの丸太でモグラ塚を一撃、もとの高さに調整します。

この28日にセンター事業での「米つくり1・田植え」のが体験が予定されています。その圃場の準備も整い田植えを待つのみです。
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品種名 「京都神力」の苗箱

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毛虫が桜の葉についているのを発見、これから毛虫が多くの植物につく季節になります。
被害に会わないよう皆さんも注意してください。
by isumi-sato | 2013-04-24 15:55 | センターこぼれ話

寒い朝、昼間は暖かくなりました。チガヤも、、、。


4月23日、快晴。午前九時の気温は13.2℃、今朝の最低気温は2℃でした。
ここ数日は、二月下旬並みという低い気温が続いています。

朝のセンターの床には、外から入り込んだニホンカナヘビがタイルの上で固まっていました。気温が低いため、体が動かなくなっているようでした。
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ひなたの草の上に置いてあげて、動きの悪いこの時とばかり、撮影させてもらいました。

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また、中庭では真冬のようにモグラ塚がありました。
寒いと、ニホンカナヘビは固まり、モグラはせっせと穴を掘り続けるのでしょうか。

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今週末にセンターの行事、田植え体験を控えた田んぼでは、あぜ沿いに
水面下に足跡が続いています。アライグマでしょうか?

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また、近くには泡のように見えるものが浮いています。
シュレーゲルアオガエルのタマゴです。シュレーゲルアオガエルは、土の中に隠れるようにいることが多いので、声はすれども姿は見えずのことが多いようです。
水がたまった田んぼには、泳ぐオタマジャクシの姿が増えています。

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ディキャンプ場のエノキは、樹冠の上が薄紫に色づいています。
上空を見上げるとどうやら隣接している斜面の林から、長いツタが伸びてきています。
フジが伸びてエノキの最上部、もっとも光が受けやすいところに陣取り花を咲かせています。
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すぐ近くの斜面のスギの上にも紫の花が見えています。
かなり高いところまで、他の植物を踏み台にして広がっています。
フジのしたたかな生き残り戦略ですね。


四月も下旬になると、草たちがグングン伸びています。センターの仕事も草刈り業務が増えてきました。今日は田んぼのまわりと散策路沿いの草刈りを行いました。
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雑木苗を移植した丘は、日当たりがよく今は全面スギナに覆われています。
軟らかいので軽く草刈りをして園路をつけることができます。ここは秋にはセイタカアワダチソウが繁茂する場所に変わります。センターでは染色材料に利用しています。
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白い穂の小さなカヤ、チガヤが少しずつ目立ち始めています。
昔はツバナ、チバナと呼んで、成熟した穂で火口を作ったといいます。チガヤウマを作りその材料にした地方もあったようです。若い花穂はわずかな甘みがあるといいます。連休のころには、丈の低い白い穂が風に揺れていると思います。
そんな風景も楽しみにご覧になってください。
お待ちしております。
by isumi-sato | 2013-04-23 18:44 | センターこぼれ話

寒い、寒い雨のセンターの行事

今日のセンター午前9時の気温3.5℃、風速2m/s。昨日からの雨量27㎜、山々は一段と緑が濃くなっていますが流石この寒さ小鳥の姿も見えず、声も聞こえず小雨にけむり、静寂に包まれた寒い寒い1日でした。
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今日はいすみ楊枝教室が行われました。この教室は、毎月開催され、千葉県伝統的工芸品のいすみ楊枝、花入れ、茶杓などを制作しております。、今日の参加者は17名、制作課題は菓子切りとなっていました。
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材料は真竹で、今ではなかなか手に入らない煤竹を使用していました。
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真竹を割り改良した鉈で一定の形に削ります。
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一定の形になりました。
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一本、一本丁寧に小刀で菓子切りの形に削ります。
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きれいに出来上がった作品です。左側は茶杓、中央の大きいのは水茶杓、一番右の4本が菓子切りです。
これを使うお菓子はどんなお菓子でしょうか、一度は結構なお手前でと言ってみたいですね。
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制作者の皆さんが一番こだわるのが小刀で、この小刀はすべて手作りと言っていました。自慢の一品となっています。
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気象の変化が厳しい日々ですが健康に気おつけてください。ご来訪お待ちしております。
by isumi-sato | 2013-04-21 16:35 | センターこぼれ話

藤色が際立ちます

せっかくの土曜日がまた雨です。
そして、寒い~!明日も寒いという予報にがっかりです。


今日、田んぼ周りを草刈中、ヨチヨチ歩いて移動中のカルガモがいたそうです。
教えてもらって覗きに行くと、2羽のカルガモが寄り添っていました。
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日中は、建屋周辺で見かけることは少ないのですが、先日も昼間から蓮田に居ました。
実はよくいるのか、時期的なものか、勢力拡大中なのか・・・
遠目で観察していると、芽を出したばかりのアシ原の中に消えて行きました。
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カルガモは通年見られますが、ヒナを連れたカルガモの親子はセンター内で見たことがありません。
カルガモと言えば、な風景見たいです。

畑では雨の合間をぬって、耕運機を走らせます。
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ここはサツマイモ畑になります。
サツマイモを育てた畑は、後に別の作物(今回は食用菜花)を栽培してもイノシシに荒らされてしまうので、畑を囲む柵を外すことができません。
イノシシ除けの柵に、ノウサギ除けの網と、徐々にセンターの畑が物々しくなっていきます。
2,3かじりで満足してくれれば分けてあげないことも無いのですが・・・。

林道を通り、湿性生態園へ向かうと、水没ヤナギ林が華やかに変貌しています。
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紫の花が緑色の中で目立ちます。
もちろんこれはヤナギの花では無く、フジの花です。
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花が咲くまであまり目立たないのですが、花が咲いてしまえば一目瞭然です。
周囲が緑色なので、この藤色は大層目立ちます。
さらに歩いていると、手に取れる高さまでツルを伸ばしたフジもありました。
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フジが見ごろの季節になりました。

途中、雨に降られて急ぎ足でセンターまで戻っていると、タンポポに茶色い影。
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今季初、ジョウカイボン。
よく見ると、こっちにもジョウカイボン。
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カミキリムシに一見似ていますが、全く別の昆虫です。
聞きなれない名前ジョウカイボン、漢字で書くと「浄海坊」だそうで、この小さな虫が「平清盛」と関係があるとかないとか・・・不思議な虫ジョウカイボン。
これだけしつこく名前を書いたので、頭の隅に残ったかな?

この雨と寒さで、他の昆虫には出会えませんでしたが、今日は林道でたくさん出会えました。
里山には、いろいろな生き物が暮らしているのですね。
by isumi-sato | 2013-04-20 16:17 | しょくぶつ