千葉県いすみ環境と文化のさとセンター

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つるでかごを作ろう

本日、「つるでかごを作ろう」行事を開催いたしました。
大人18人の参加がありました。


早朝風が強く、どうなることかと思いましたが行事開催時には風は止み、暖かい中つる取りに行けました。
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あのつるはどうだ、このつるはどうだと、皆さんつるを吟味して引っ張ります。
草むらにどんどん分け入り、お目当てのつるを採集します。
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作業に慣れてくると、斜面を登る方も出て来ました。
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だんだん皆さん逞しくなってきます。
つるが集め終わったらお昼にして、午後から編むことになりました。


編み方の説明を皆さん真剣に聞いて言います。
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編み始めがきちんとしないと、後々上手くいかないので肝心な作業です。
それぞれ持ち場に戻ると、皆さん真剣に編んでいました。
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最初はおしゃべりしながらの作業も、徐々に無口になってきます。
午前中の暖かさからがらっと変わり、風が冷たい日陰になってしまい、少々作業がやりづらくもなりました。
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10時から16時近くまで作業をして、皆さん見事かごを編みあげることができました。
独創的なかごを作られた方
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超大作を作られた方
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サイズ比に職員に立ってもらいました。
お家で飼っているラブラドールのベッドになるかしら~とおっしゃっていたので、その後ワンちゃんの動向が気になるところです。


自分でつるを取り、作るという作業スタイルに皆さん大変満足していたようです。
どういうつるがかごに適しているかというのが分かったと思うので、ぜひ家に帰ってからもかご作りを楽しんでいただきたいです。
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次回開催行事は「水辺の鳥の観察」になります。
詳しい内容、申込み方法はこちらからどうぞ。
皆さまの参加、お待ちしております。
by isumi-sato | 2011-01-30 18:37 | 行事報告

センター施設周辺の鳥

センター施設周辺の鳥としてはここ数日続けてオオタカが見られます。センター施設中庭の上空を飛翔していました。
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オオタカは鳥を捕食するせいか、万木堰では水鳥のカモやカワウが減ってきているように思われます。

そのほかの猛禽ではチョウゲンボウとノスリが見られました。(下の写真はノスリです。)
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また、湿性生態園ではトラツグミが木道のうえや木の枝に止まっていました。
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by isumi-sato | 2011-01-30 15:18 | いきもの

ジャパンゴーール、の後の寒い朝


1月30日、今早朝はうれしいゴールがありましたね。
日本列島は、冬型が強まり、とてもよく冷えています。
いすみでも、寒い北風が吹いています。
センターの午前九時の観測では、最低気温-2.2℃、気温2.6℃でした。

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中庭ベンチには霜が降りています。

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田んぼわきの水路は、ご覧のとおりです。

今日あたりがこの冬の寒さの底だ、と天気解説者は言っています。

そんな寒い中にも、春の兆しがありました。

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ハクモクレンの蕾が準備中です。
by isumi-sato | 2011-01-30 09:56 | センターこぼれ話

目で見ることわざ体験

1月27日の答えは、ゴマ油の搾油でした。


さかのぼること昨年8月31日の収穫からちょっと温存されて、1月19日洗浄と天日干しをしました。
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皆さんに黒・白何で混ざっているの?と聞かれましたが、話せば長くなる話で…端的にいえば一部うっかり混ざってしまったので、全部混ぜてしまったという理由です。
収穫量は1.5kgでした。
このままでももちろん食べられるのですが、当初の目標として「ゴマ油を作る」でしたので、収穫したゴマは油を搾油することにしました。


とはいえ、ゴマの搾油経験者はゼロのセンター、とりあえずこんな感じか?という手順で搾油開始です。
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まずゴマを香が立つまでフライパンで炒りました。
何故センターに中華鍋が?とも思いましたが、ある物資は有効に使います。
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炒ったゴマをそのまま搾油機の受け口に投入…あとは、しぼりかすと油が分かれて出て来ます。
一番最初に出てきたしぼりかすは粉末状でしたが、2投目から筒状の物が繋がって出て来ました。
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触るとパキっと割れてしまう、硬いものです。
出てきた油は、真黒です。
搾油にどれだけ時間が掛るかと思ったら、1.5kgのゴマは30分も経たないうちに搾油が終わってしまいました。
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上がしぼりかす、中央がしぼりたての油、下がしぼりたてから泡を取り除いた物です。
しぼった油には不純物があるため、濾過すると普段目にするような色合いの油になります。
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センターでは地道にコーヒーフィルターとドリッパーを使っての濾過です。
ここで、失敗したなと思ったのは、ある程度不純物を沈殿させてから濾過にかければ良かったのですが、出来たてを濾過してしまったのでフィルターが詰まって詰まって、濾過速度は大層遅いです(途中目詰まりして油が落ちなくなった)。
ちなみに上の写真は、翌日28日撮影のものです。
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ポタポタとゆっくり落ちる油は、上のどす黒い油からは想像できないものです。
「油を売る」ということわざがありますが、意味は仕事の途中に時間をつぶして怠けること。また、むだ話をして仕事を怠けることとあります。
このことわざの由来のひとつとして、江戸時代に油売りが油を容器から移すのに大層時間がかかったからという説があるそうです。
まさに、体感。
タラタラ、タラタラ、タラタラ…目詰まりを取るために使ったスプーンから、なかなか油が切れません。
少しでも大切にしたい油、話す相手がその場にいたら確かにおしゃべりでもしていなければやっていられませんね。
でもそう考えると、油売りは別に無駄話をしている訳ではないですよね。


そんなこんなで、3日かけて(放っておいて)1.5kgから搾油した油が、濾過し終わりました。
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搾油量は約525ml。
全体の3割強の油がしぼれました。
フィルターの中は、真黒です。
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できあがった油の味と香りはと味見してみると…「ゴマ」でした。
普段口にするようなゴマ油の味と香りはせず、そのままゴマの味でした。
さて、なにがどうしてこうなったのやら。
もし、ご家庭でゴマ油を作っている方で、美味しくなるアドバイスがございましたら、センターまでご一報下さい。


そして、しぼったかすをどうしようかと考えて、ゴマ煎餅を(てきとうに)作ってみました。
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真黒なので、大変食味をそそらない風体にできあがってしまいました。
味は、唐辛子醤油。
やはり作り手がイマイチなので、できあがった物も可も無く不可も無い味になりました。
ただ、ゴマからある程度油を除いた物で、食物繊維やビタミン類は残っているでしょうから、健康に良さそうな食材だと思うのですが…。
料理上手な人の手にかかれば、美味しいものになると思います。
しかし、美味しく調理できなくても、油粕は良質な肥料になるので使い道はじゅうぶんにあります!
(ゴマ煎餅もゴマ好きならゴマの味なので、意外と癖になると思うのですが評判は主に無言でした)


ゴマを栽培から加工した感想としては、栽培は容易、加工は大変ということです。

収穫→乾燥→ゴマを鞘から落とす→ゴミを取り除く→炒る→搾油→濾過

油にしなくとも、ゴマ叩きとゴミ取りだけで結構な手間です。
収穫してすぐ食べられず手間もかかる…国内での栽培量も減るのだなと思いました。

今年もセンターでゴマの栽培を行う予定です。
今期は来館者の皆さんにも、栽培過程を体験してもらう予定です。
日程が決まりましたら、またブログや館内でお知らせいたしますのでお待ちしております。
by isumi-sato | 2011-01-29 17:50 | センターこぼれ話

センター施設周辺の鳥

今日のセンターは晴れで,相変わらず寒さが厳しいです。この頃猛禽類がよく見られます。

センター施設の北側の田んぼの電柱の上にはチョウゲンボウが止まり、田んぼの中の小動物(ネズミなど)を狙っていました。
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オオタカも時々見られます。今日は上空を飛翔しているのが見られました。(下の写真)
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その他、高田堰(トンボの沼)にはコガモ、カルガモのほかオオバンが見られました。(下の写真)
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この沼にはコハクチョウが時々ねぐらに使っています。管理人の方の話では、このシーズンでは最大で48羽がこの沼に来ているそうです。
by isumi-sato | 2011-01-28 14:02 | いきもの

ガリガリ

昨晩の雨の影響で、今朝はセンターまでの道があちこち凍結していました。
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センター中庭や、昆虫広場も真っ白です。
雨が欲しい、雨が欲しいと言っていたので、降ってくれるのは嬉しいのですがやはり水が溜まるほどは降らず…
そして、土曜日の天気予報は現在のところ雪となっております。
積雪の可能性もありと出ており、日曜日が野外行事を開催する予定なので、いろいろ頭が痛いです。
都合よくは降ったりやんだりしてもらえませんね。


さて、本日のセンターこのようなことをしておりました。
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何をしていたのでしょうか?
今日中に完成品ができあがらなかったので、答えは明日発表しま~す。

先日の鳥シルエットクイズは、シルエットではない写真が撮影出来ていないので、もう少々お待ち下さい。
答えなんて分かっているかもしれませんが…ごめんなさい。
by isumi-sato | 2011-01-27 17:15 | センターこぼれ話

雨、あられ?

今朝、出勤してみると、そここに何やら白い塊が…
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ただ、一面広がるというほどでも無く、小さい塊で数カ所あるという感じで、木道やベンチには多く残っていました。
霜が降りたにしちゃ変だし、雪にしてもちょっと変。
なんだろうと協議した結果、あられが降ったのでは?ということにまとまりました。
いすみでは昨晩あられが降ったようです。
23日にかろうじて2mm降りましたが、まだまだ乾燥しておっぽりにもトウキョウサンショウウオ池にも水が溜まりません。


さて、今日は出会う季節が早過ぎる珍客にもあいました。
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キリギリス科のクビキリギスです。
越冬するキリギリスの仲間ですが、普通越冬は風が直接あたらない草むらのようですが、どういうわけだか表にいて職員に発見されてしまいました。
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この頭のとがり具合は、他にいません。
クサキリと似ているといえば似ているのですが、ここまで鋭角ではないです。
(比較写真が無いので、言うだけでは分からないとは思いますが)
また、アゴが橙色であるのが特徴です。
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ちょっと失礼してアゴを見せてもらいました。
全体的にユニークなフォルムですが、このアゴは大層強力で、噛みつく力が強く、噛まれると相当痛いそうです。
その上、引き離そうと引っ張ると、首が落ちてしまうという恐ろしい執念です。
そのため「首切り」キリギリスなんて名前がつけられてしまったわけです。
某特撮ヒーローの怪人役で出演してそう…なんて、見る度に思ってしまいます。

成虫で越冬した後は、春に交尾産卵をします。
春から夏にかけて「ビーン」とか「ジーン」とか、ちょっと器械的なブザーのような連続する音を草むらから聞いたことはありませんか?
その音の正体が、クビキリギスの鳴き声なのです。
(ただし、ケラの鳴き声と酷似しているのでケラの可能性も大!です)

まだまだ春は遠いので、しっかり冬眠しておかないと凍えてしまいます。
ちゃんと潜るんだよ~と、草の繁った場所に放しておきました。
by isumi-sato | 2011-01-26 18:04 | いきもの

センター施設周辺の鳥

今朝のセンター温度計では最低気温がマイナス1.5度と寒さも依然として続いていますが、日中はやや暖かな陽気に感じられます。

万木堰には相変わらずのカルガモ、マガモに加わり珍客のヒドリガモのオスが1羽いました。
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ヒドリガモは冬鳥として渡来し、体型は中形のカモで、くちばしは短く雄の額から頭頂は黄白色で、頭部からくびは茶褐色です。胸はブドウ褐色で体のほかの部分は灰色です。

本日、センター施設付近でオオタカを見かけました。センター施設北側で2羽の飛翔が見られ、1羽が近くの山林の木に止まりました。
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オオタカの雄はハシボソガラス大で、雌はさらに大きいです。秋冬には全国の平地から山地の林にすみ、農耕地や市街地にも出現します。
by isumi-sato | 2011-01-25 13:57 | いきもの

薪割り

今日はどちらかと言えば暖かだったのかなぁ。
ちょっと作業をすると汗ばむほどでした。

作業と言うのはこれ。
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昨日に引き続き、本日も薪割りです。

伝統的な燃料で化石燃料とは違いカーボンニュートラル。再生可能エネルギーだけれども、発展途上国では森林破壊にもつながっている・・・

などとも考えながら、無心に斧を振り下ろす。
どっこい、コレガなかなか難しく、スタッフの中で薪割り作業ができる人とできない人に分かれてしまいました。

たしかに、若い頃はできたんだがなぁ、といっても現実は厳しく、何度振り下ろしても割れない割れない。
できる人は、スカーーーンと、気持ちよく割っていきます。

昨日と今日、二日間かけたといっても、一日の作業時間はせいぜい1時間ちょっと。
延べ3人で作業して一人(私)は猫の手レベルでした。

割った薪は、これからのイベントに使っていきます。
何に使うのかって?
花炭、草木染、餅つき、焼きいも・・・・すぐには思いつかないけれども、いつの間にか無くなるんです。

この作業、まだ半分くらいしか終わっていないので、寒いときに続きをしようかな。
by isumi-sato | 2011-01-23 17:30 | センターこぼれ話

雨乞いをしたくて仕方なし

今日のセンターは暖かい一日でした。
昼間は上着もマフラーも必要無く外を出歩けました。


さて、千葉はこのところちっとも雨が降らずカラカラです。
先日少々雪が舞いましたが、土地を潤すこと無く乾燥中。
雨降ってくれないかな~と空を見つめても降りそうも無いので、雨が降った時に備えて水田のおっぽりを少し拡張しました。
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表面は乾燥していますが、流石田んぼ!といった感じで、スコップで掘り出した土は湿り気を帯び、粘土質です。
冬眠中のアメリカザリガニや、ドジョウが土の中から出て来ました。
ブロック状に掘り出せて掘るのは簡単なのですが、塊の重さに持ち上げられずよろける始末です。
穴掘りは好きなのですが、技量が伴いません…。
見るに見かねて、自宅でも稲作をしている職員が手伝ってくれました。
掘り上げた土を稲を植える部分の境界に積み、土がほぐれたらくろ塗りの要領で均すことになりました。
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(作業終了写真)
また、深さももう少し深くして、水持ちをよくしたいところです。
昨年は2月5日にニホンアカガエルの産卵がセンター近くの水田で確認されています。
アカガエル、トウキョウサンショウウオと初春に産卵するいきものたちのシーズンが近づいてきて、水が無い現状に少々不安を覚えます。


穴掘りが終わった後、別件で水路のシジミを探しました(マシジミなのか外来シジミなのかは未同定)。
死んだ貝殻は見えるのですが、生きたシジミが見当たらない。
どこだろう…と眺めていたら、またしても助け舟が。
シジミはそういう場所じゃなくて、もっと石が細かいところじゃないと~と、言いながら狙ったポイントを掘ると…
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シジミがザクザクと。
成長段階も様々で、しっかり繁殖しているようです。
子どもの頃たくさん採ったからね~分かるんだよと、笑われてしまいました。
シジミは知っていても、そういう経験は無いので、やはり実際の経験に勝るものはないものだと改めて実感しました。


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(気分を変えてホトケノザの花)
60歳代の職員の子どもの時代の話や、それより先輩の子ども時代の話を聞かせてもらうことが多くあります(ちなみに私は20代)。
話の途中に「今の子はもう興味無いよね~」と言う台詞を聞くことがありますが、そんなこと無いのでは?と多々思います。
「今の子」も体験したら絶対熱中するだろうと、企画を考えるのですが、半分ぐらいは熱中以前に現在それやったら問題が起きそうレベルなことなので、さてどうしたものか…。
問題が起きないギリギリの物をぜひ、昔の遊びの文化として行いと考えていますので、実現したらぜひ「今の子」を連れて遊びにいらして下さい。
そして、「昔取った杵柄」を披露してもらいたいと思います。
by isumi-sato | 2011-01-22 18:02 | センターこぼれ話