千葉県いすみ環境と文化のさとセンター

isumisato.exblog.jp
ブログトップ

カテゴリ:行事報告( 326 )

台風一過、秋の始まり自然観察会

9月18日、快晴。午前九時の気温は28.6℃、今朝の最低気温は21.1℃でした。



a0123836_16112352.jpg
台風18号が日本列島を、日本海沿いにスピードを上げて北上して、昨夜は時おり強い雨風が吹きました。夜が明けるころは、空が晴れてきました。
今日の午前零時からの雨量は21mm。金土日合計の雨量は、105.5mmになりました。




a0123836_16162168.jpg
万木堰の水位が上がりました。湿性生態園のヤナギ林デッキ下にも水面がもどってきました。




本日、行事「秋の始まり自然観察」を行いました。
台風で天候が不安定だったせいもあって少数でのゆったりじっくりとした観察会ができました。



駐車場脇の赤い実をつけたコブシの木の観察から始まりました。田んぼの畦沿いに咲いたヒガンバナ、ツユクサ、キツネノマゴと、赤、青、ピンクの色を見つつ、たくさんの実をぶら下げた樹木の下に来ました。




a0123836_16114112.jpg
たまに山からその実を食べに来ているニホンリスがいます。硬い実がきれいに真っ二つに割れています。その実をたくさん下げているのは、オニグルミの木でした。




a0123836_16112973.jpg
次にハス田で、花のあと、ハスの実を観察しました。焦げ茶色に枯れた実が多い中、若いハスの実をさがしてみます。若い実は皮をむいて食することができます。独特の香りとあまい味がします。また、ハスの茎にある空洞が、レンコンのようになっていることも観察、葉の上から水を落とすと茎の下から水が垂れてくることも確認できました。これでお酒を飲む風流な過ごし方があるとか、、。




田んぼの脇、竹林沿いを通って、ヌスビトハギの花と実、ガマズミの赤い実も観察。
ディキャンプ場では、クリの実、カキの実のなりようも観察しました。




a0123836_16113529.jpg
湿性生態園へと続く林道沿いでは、ヒヨドリバナ、アメリカイヌホウズキ、ツリガネニンジン、ゲンノショウコ、アケビ、アキノエノコログサなどを観察。アケビの実が頭上に多数ぶら下がる季節となりました。センダンの実もたくさんあります。



a0123836_16133688.jpg
湿性生態園ではデッキ沿い、ススキ、オギにからまったつる植物におもしろいものがありました。カラスウリはオレンジ色の実をぶら下げる秋の定番ですが、葉っぱや茎が小さなツルに緑色の丸い実をつけたつる植物がありました。熟すると小さな白い実をつけるのが、スズメウリです。



a0123836_16450999.jpg
また、盛りを過ぎてしまったのですが、コバノカモメヅル、暗褐色の花が集合したワレモコウ、これから実を熟していく若いとげとげをたくさんつけ始めたオオオナモミも観察できました。
デッキ沿いの湿性の地面には、ミゾソバの葉がたくさん。ピンク色の細かな花をつけるのはまだこれからです。



a0123836_17144175.jpg
すっげー!秋の自然観察会が盛り上がってきました♪



a0123836_17391334.jpg

ここからは、秋の虫を捕まえて、観察してみましょう!



a0123836_17174802.jpg
夕焼け小焼けの~赤とんぼ♪  ナツアカネが、赤くなってきました。秋ですね~。



a0123836_17204807.jpg
この夏に羽化したホソミオツネントンボです。羽化したばかりの未熟な茶色い個体は、成虫のまま越年(おつねん)します。来春には、鮮やかなブルーの色へと変身です。



a0123836_17243028.jpg
大物ゲッツ!オオヤマトンボです。広い池を飛び回っていました。5月~10月ごろまで観察できます。



a0123836_17270651.jpg
ジョロウグモが甲虫を襲っています。ジョロウグモも、秋を代表するクモです。



a0123836_17310190.jpg
秋の自然観察がおもしろいです!ぜひ、遊びに来てください。





by isumi-sato | 2017-09-18 17:09 | 行事報告

米作り2・稲刈り体験をしよう

9月5日(火)、午前9時の気温21.7℃、曇。涼しい朝を迎えました。雨ばかりで夏の暑さが遠い過去のように感じます。

a0123836_14412172.jpg
9月2日に予定していた、「米作り2・稲刈り体験をしよう」ですが、本日9月5日に延期しました。しかし連日の雨模様で田んぼは乾いておらず、平日ということもあり参加者は一家族となりました。参加したかった方も平日は学校や仕事でどうしても参加できないということでした。天気ばかりはどうしようもできませんからね。残念ですが来年に期待したいものです。




a0123836_14414101.jpg
田んぼのぬかるみがひどく、コンバインは入れない状態だったので、職員全員でもち田だけ手刈りでの稲刈りを行いました。


a0123836_14424515.jpg
稲刈りが終わった後は‥‥見てください。土に深い足跡がいっぱい。ぬかるみの田んぼでのいねかりが大変だったことが伝わります。


a0123836_14431095.jpg
唯一の参加者。都内から電車とタクシーを乗り継いでセンターに来てくれました。お子さんは泥だらけになりながら一生懸命稲刈りをしていました。頑張ったね。

a0123836_14432906.jpg
もち田の稲刈りが終わった後は、田んぼ脇の水路のヨシ抜きを行いました。ヨシの背丈は大人の背丈ほど伸びていたので刈り取った後はすっきりしました。


コシヒカリの稲刈りは晴れが続かないとコンバインが入れないので天気とのにらめっこ。でも予報では明日から三日間、天気予報では雨の予報が出ています。稲刈りは天気に左右されるのですね。

a0123836_14434875.jpg
雑木林では、カヤの果実が裂け始め中の種子が頭を出し始めました。果実の近くに顔を近づけただけで「ツーン」としたいい香りがします。近くによって嗅いでみてくださいね。でもカヤの葉は硬く葉の先がとがっているので注意して観察してくださいね。



実りの秋の到来。


様々な植物の観察にいかがですか?


お待ちしています。




by isumi-sato | 2017-09-05 17:15 | 行事報告

夏のスペシャルウィーク・さとの夏遊び 3日目

8月11日(金)の天気は、曇ときどき小雨。午前九時の気温は23.7℃、すこし涼しく感じる朝です。


a0123836_13334208.jpg
「夏のスペシャルウィーク・さとの夏遊び」の3日目…早くも最終日です。午前の部は、「虫採り探検隊!」。タイトル通り、ズバリ昆虫採集でしょう!いつも採集できないんですが、今日はスペシャルです。捕虫網をもった子どもたちが、昆虫たちを包囲していきます。



a0123836_13395011.jpg
「どりゃー!」絶叫しながら、木を蹴っています。すさまじいキックに、たまらず空から黒いダイヤが…ばらばらと落ちてきます。なんだろう?それは、後でのお楽しみ♪



a0123836_13433843.jpg
「とれたー!」女の子も負けていません。チョウやバッタ、セミ、トンボ…いろいろ捕まえています。



a0123836_13470800.jpg
採った虫たちを、図書室で調べながら、じっくり観察です。「これかなー?」「でかっ!」「きゃー!」…ワイワイガヤガヤ



a0123836_13491936.jpg
黒いダイヤの正体は、クワガタムシでした!カブトムシも、手で触り、ケンカさせながら、ジーっと観察中。最後は、みんなで野外に返してあげました。他の子どもたちも観察できるようにと…ズバリ!なんと心温まる観察会でしょう。



a0123836_15004646.jpg
午後の部は、「竹トンボをつくろう!」です。



a0123836_15012321.jpg
これが、竹トンボ。知ってますよね~。江戸時代には、現在と似たものがすでに作られていたんだとか。古くから、日本の子ども遊びには、欠かせない道具だったんですね。



a0123836_15022967.jpg
つくり方は、①穴あけて②型どおりに削って③火で曲げて④棒をいれたら…



a0123836_15061174.jpg
「できたー!」早速、飛ばしてみましょう。「あれ?」最初は、なかなか上手く飛ばせません。



a0123836_15070034.jpg
左手は動かさず、右手だけシュッと前へ出すのがコツなんだとか。先生や親から教えてもらうと、さすが子供たち、あっという間に竹トンボ名人になっていました。



a0123836_15223458.jpg
ところで…夏休みは、いかがお過ごしですか?これから夏休み後半!夏休みといえば、「千葉県いすみ環境と文化のさとセンター」ですよね~。天気がいい日にでも、お立ち寄りください!お待ちしています(*^_^*)


by isumi-sato | 2017-08-11 17:15 | 行事報告

夏のスペシャルウィーク・さとの夏遊び 2日目

8月10日、曇。午前九時の気温は24.9℃、今朝の最低気温は24.8℃でした。
a0123836_15173463.jpg
猛暑の昨日に比べると、空も雲が多く、気温も下がって過ごしやすい一日となりました。

「夏のスペシャルウィーク・さとの夏遊び」の2日目です。午前の部は、「竹馬を作ろう!」です。竹を伐ったりひもで結んだりして自分で竹馬を作った後、乗り方の練習を行いました。はじめに竹馬の材料と作り方を説明。竹用のノコギリの使い方も説明しました。用意された長い竹と薄い角材をのこぎりで切ります。


a0123836_15175652.jpg
竹は背丈よりも2、3節長く、節を残すように節の近くを切り、2本作ります。枝の出ていたでっぱりを除いてきれいにした後、竹は洗ってきれいにします。


a0123836_15181158.jpg
足をのせる角材は、4本作ります。ノコギリを使うことのほとんどないこどもたちにとっては、なかなか新鮮な作業のようです。刃の細かい竹用のノコギリを使いました。まっすぐに動かすことがコツです。2本の角材の片側をしゅろ縄で縛ります。シュロ縄を使って角材を竹にはさむようにしっかりしばります。足をのせると締まるように斜めにしばります。少し使うとひもが伸びて緩むので、緩んだらほどいてもう一度固く縛りなおします。



a0123836_15183435.jpg
完成したら、乗り方の練習です。いっしょに来た保護者の方に竹を持ってもらって恐る恐る手足を動かしてみます。体重を前の方にかけてつま先に重心があるようにすることと、体の片方の手足を同時に持ち上げること、下した足の位置が角材からずれないようにすることなどがコツです。



a0123836_15185980.jpg
練習してみなさん少しだけ乗れるようになりました。昔取った杵柄、上手に乗れるお母さんもいました。お家に帰ってうまく竹馬に乗れるように練習してくださいね。竹馬つくりと竹馬のりは、夏休みの思い出の一つになったでしょうか?




午後の部は、「貝がらアート・フォトフレームつくり」です。
a0123836_16580429.jpg
昨日に次ぐ貝殻アート第二弾。今日は貝殻を使ったフォトフレーム作りです。多くの家族連れのお客様が参加してくれました。夏らしいフォトフレームを作ります。シンプルな白いフォトフレーム、接着剤を参加者10名分用意しました。まずは貝殻選び。貝殻だけではつまらないので、プルメリアの造花や、ヒトデの形をしたオブジェなども用意しました。どんなフォトフレームができるかな?



a0123836_16592243.jpg
接着剤が机にくっつかないように新聞紙をひいて行います。そしてフォトフレームのガラス分部に接着剤がついてしまうと白く濁った汚れがついてしまうのでフレームだけにして貝殻やオブジェを接着していきます。まずはデザインしながら貝殻やオブジェを置いていきます。その後刷毛タイプの接着剤や。大きいものを接着するときはグルーガンを使ってフレームにくっつけていきます。



a0123836_17004917.jpg
小学二年生男の子の作品。流木を使って作ったカニがとても子どもらしい可愛い作品です。男の子でもフォトフレーム作りを楽しめます。


a0123836_17015825.jpg
こちらは保育園児の三姉妹?の作品。一緒に作っても個性が出ます。一人ひとりちゃんとデザインできてます。

a0123836_17073511.jpg
最後は小学校高学年女の子の作品。大人っぽい作品ですね。お店に並んでいそうな作品。どんな写真を飾るのかな?



楽しい夏の思い出となったでしょうか?




あすは夏のスペシャルウィークさとの夏あそび三日目最終日!

「虫取り探検隊」と「竹とんぼを作ろう」を行います。


詳しくはこちら


センターで夏を楽しんでくださいね。



by isumi-sato | 2017-08-10 17:11 | 行事報告

夏のスペシャルウィーク・さとの夏遊びスタート

8月9日、晴れ。午前九時の気温は31.6℃、今朝の最低気温は24.8℃でした。
a0123836_16162496.jpg
台風5号が北陸から東北方面へと去り、今日はフェーン現象で高い気温が予想されています。日中は、午前10時過ぎに当センター百葉箱では、34.4℃の最高気温が計測されました。


今年も「夏のスペシャルウィーク・さとの夏遊び」スタートしました。今日から三日間、当日受付です。内容は、こちらをご覧ください。
明日は、「竹馬を作ろう」「貝がらアート・フォトフレームづくり」。
明後日は、「虫取り探検隊」「竹とんぼをつくろう」です。



午前の部は、水路の生きもの探し。地元のジイジと夏休みでいすみに来ているお孫さんたちなど2グループの参加がありました。
ゲンジホタルの発生する水路と田んぼのわきの水路で、生きものをつかまえて観察しました。



a0123836_16171281.jpg
まずは、ホタルの水路で生きものを捕まえました。タモ網を使って追い込んで生きものを捕まえます。



a0123836_16173351.jpg
次に小石を動かして、小石の間の生きものたちをじっくりつかまえてみます。
日ごろ見たことがない、いろいろな貝や水生昆虫などが捕まりました。



a0123836_16173905.jpg
田んぼのわきの水路でも追いこみ方式で捕まえました。



a0123836_16175256.jpg
つかまった水の中に住む生きものたちは、握るとやけどするのですばやくそっと網の下から持ち上げてケースへと移します。



a0123836_16175949.jpg
生きものたちは、バットや透明の観察用ケースへと仕分けしてじっくり観察しました。

モツゴ、ドジョウ、ヨシノボリ、メダカ、タイリクバラタナゴ、アメリカザリガニ、サワガニ、タニシ類、シジミ類、カワニナ、ヘビトンボの仲間、アメンボ、カゲロウの仲間、いろいろなアメンボ、マツモムシ、タニシの仲間、シジミの仲間、カワニナなどなど、見つかりました。



a0123836_16180586.jpg
その中で今日撮影した生きものとして、サワガニの赤ちゃん。隣にカワニナも写っています。




a0123836_16180876.jpg
ゲンジホタルの幼虫(10mmくらい)を紹介します。



参加した皆さん、多くの種類のいろいろな生きものがすんでいることに驚かれていました。




午後の部は、貝がらアートを楽しもう・貝のキャンドルつくりです。

a0123836_16403171.jpg
多くのお子さん連れのお客様が参加してくれました。図書室は大賑わいの中、「貝殻アートを楽しもう~キャンドル作り~」スタートです。耐熱ガラス製の容器に海の砂や貝殻などを入れその上から湯せんで温めておいた透明のキャンドル用ジェルワックスを流し込みます。見た目も涼しいキャンドル作りです。参加者に耐熱ガラス製の容器と、キャンドル芯、キャンドル芯を固定する割りばしを用意しました。容器に海の砂を入れたら、今度は貝殻選び。近くの海岸で拾ってきた貝や、100円均一で買った貝など…。貝殻選びのようす。皆さん真剣です。


a0123836_16405286.jpg
選んだ貝殻をガラス容器に入れていきます。キャンドルを流し込んだときに外側から見えるように並べました。


a0123836_16411402.jpg
湯せんで温めておいたキャンドル用ジェルワックスを流し込みます。うまくできるかな?


a0123836_16413487.jpg
完成したキャンドル。夏らしく涼しげでしょう?気に入ってもらえましたか?

a0123836_16420098.jpg
キャンドルに火をつける時はお母さんやお父さん、大人の人と一緒に火をつけて楽しんでくださいね。



明日は「竹馬を作ろう」と「貝殻アートを楽しもう~フォトフレーム~」を行います。


詳しくはこちら


お待ちしております。



by isumi-sato | 2017-08-09 17:14 | 行事報告

センター内ホタルの水路で生きものを探そう


8月5日、曇。午前九時の気温は27.4℃、今朝の最低気温は23.8℃でした。
気温も上がってきて、湿り気の多い風も弱い一日です。



a0123836_17125642.jpg
はしごから撮影した昆虫広場です。ススキ、オギは丈が伸びて少し迷路のようになってきています。バッタ、トンボ、チョウ、甲虫類などたくさんの昆虫が活動しています。





a0123836_17131266.jpg
行事「センター内ホタルの水路で生きものを探そう」を行いました。ちびっこたちが親子で参加してくれました。始めに道具やその使い方、注意点の説明です。



a0123836_17132232.jpg
二組に分かれて、小石の多い水路底であるホタルの飛ぶ水路と、



a0123836_17132766.jpg
土やふとんかごの護岸で泥の底の田んぼわきにある水路との二カ所で生きものを捕まえました。




a0123836_17133467.jpg
網に追いこんで、つかまった生きものをバケツや透明ケースへと移します。魚がやけどしないようになるべく網からスムーズに移します。




a0123836_17133853.jpg
二組それぞれ二ヵ所でとれた生きものを持ち寄って、ごみを取り除いてバット、観察用透明ケースなどに仕分け、移します。




a0123836_17134403.jpg
そしてどんな生き物がいるのかじっくり観察しました。
ドショウ、モツゴ、タイリクバラタナゴ、メダカ、ヨシノボリ、アメリカザリガニ、カワエビ各種、サワガニ、タニシ類、シジミ類、カワニナなどが見つかりました。




a0123836_17134906.jpg
小石の間には、普段あまり見かけたことのない不思議な生きものも観察できました。ヘビトンボなどの水生昆虫です。マツモムシ、アメンボ、コセアカアメンボ、シマアメンボなども見つかりました。



a0123836_17135435.jpg
サークルに腰かけていろいろな生きものの特徴、見分けるポイントなどの説明を聞きました。
図鑑の生きものを実際見られた。見たこともない生きものを見られた。川の中の生きものを捕まえられた、豊かな自然を感じたと、みなさん楽しんでいました。



ご来館お待ちしております。





by isumi-sato | 2017-08-05 17:22 | 行事報告

夏の星座観察

7月29日(土)、午前9時の気温26.6℃、晴れ。いすみ地域では早朝1㎜程雨が降りました。その雨の影響なのか?モワッと湿度の高い朝を迎えました。

a0123836_16343360.jpg
今日は毎年人気行事である「夏の星座観察」を行います。天気は下り坂。観察会の時だけ雲がなくなるといいんだけどな~。そんな都合よくいかないよね(笑)。朝方は雲が多めでした。写真は午後4時ごろのようす。朝方よりも青空が広がっています。このまま晴れてくれるといいのですが…



a0123836_11391411.jpg
昆虫広場では、小さなクモの仲間を発見!シロオビトリノフンダマシのようです。小さくて見過ごしそうですが、観察できました。センターの図書室にある「原色日本クモ類図鑑」によると、トリノフンダマシ類は「昼間は脚をちぢめて葉うらの静止し、日没後ほぼ同心円状の目の荒い水平円網を張るが、夜明け前には網をたたむ。山麓から山の中腹にかけて広葉樹やススキの間に多い」と書かれていました。だからいつも私が観察する時には葉の裏でおとなしくしているのね。

a0123836_11412384.jpg
7月21日のブログに取り上げたましたが、その時に観察したニイニイゼミの抜け殻がたくさんエノキの木にくっついたいた木をもう一度見に行ってみると、木の根元にたくさん落ちていました。抜け殻は分解され土に戻り、また地中で暮らすセミの幼虫の栄養素となるのですね。すばらしい自然界のサイクルですね。


a0123836_11415460.jpg
ニイニイゼミは木の下の方で羽化するようですが、アブラゼミなどは木の上の方、葉まで登って羽化するのでしょうか?この写真の抜け殻はアブラゼミの抜け殻でした。虫眼鏡で細かく見ると、触覚の第三節が長く毛がたくさん生えていました。セミの抜け殻の違いを調べるのも楽しいですね。


a0123836_11421421.jpg
ヤブガラシの蜜を求めてとまっているのはマメコガネでしょうか?センターの畑にも多くいます。マメコガネは入りいろいろな植物の葉を食べます。



a0123836_11423753.jpg
ハス田では、次々とハスが開花しています。朝早くからハスの写真撮影するために多くの方が訪れていました。朝方の一雨で水滴を帯びました。良い写真が撮れそうですね。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ここからは今日の行事「夏の星座観察」のようす。毎年人気の行事です。
講師を招いての行事です。まずは図書室で、講義を受けました。プラネタリウムソフトを使用し、今年の夏の空の様子をスクリーンに写し出しシミュレーションして解説してくれました。まずは土星のお話。土星は南の空のやや低いところに見える星で、2017年の土星は「へびつかい座」の足元に位置しており、へびつかい座の南にある「さそり座」の赤い1等星アンタレスと少し離れて見えるなどの解説を画像と共に解説していただきました。

講義を聞いて30分。空の様子はどうかな?参加者全員で屋外へ。うっすらと月は見えるものの星は見えません。残念です。


a0123836_20373028.jpg
でも、空を眺め星座(星)がどこの位置にあるのかレーザーポインタ-を使って解説してくれました。天の川は南の空から北の空にかけてあるようです。でも実際は人工的な明かりや、様々な光で天の川はよく見えないんだそうです。


その後図書室に戻り、もう一度星座の解説。その後は、この夏に観察のできる8月8日の部分月食や8月12日、13日に見ることのできるペルセウス座流星群などの解説もしていただきました。


曇り空で星が見えず残念ではありますが、興味深いお話を楽しく、面白く教えていただきました。



これからは星空をただ眺めるだけでなく、どの方向にこの時期どんな星が見られるかを意識して観察したいと思います。




by isumi-sato | 2017-07-29 21:27 | 行事報告

「夜の生きものたち」追加話

7月23日、曇。午前九時の気温は27.2℃、今朝の最低気温は24.8℃でした。
雲が多く、ここ数日の朝から気温がどんどん上がっていく陽気から、今日は解放されました。最高気温も28℃台となりました。
いすみでは、今日こそ雨が降るかなと期待されましたが、午後三時過ぎに一瞬ぱらっとしましたが、ほんの一瞬だけの出来事でした。

a0123836_17361855.jpg
万木堰は、水位がどんどん下がっています。



a0123836_17364041.jpg
堰の堤沿いのアジサイも盛りを過ぎたことと、雨が降らないことが重なって、ドライフラワーのようになっています。



a0123836_17370114.jpg
水面の真ん中に、小さな浮遊物がありました。
拡大すると、カメの顔がありました。首元が赤いので残念ながら外来種のミシシッピアカミミガメです。でも、この堰にはクサガメも同じくらい見かけることができます。(クサガメも外来種扱いになったのでしたっけ?)




さて、昨夜の「夏の夜の生きものたち」夜の観察会行事は、昨年は雨のため中止となったのできのうが初めての開催でした。職員にとっても、新しい発見が多々ありました。


カラスウリの夕方の写真です。



a0123836_17372227.jpg
18:15ころは、蕾の状態ですか゜、




a0123836_17372707.jpg
5分後には、ゆるゆるとつぼみが開き始めてきました。




a0123836_17373473.jpg
19:07の写真です。花が開いています。カラスウリは、意外と明るい時間から開き始めているようです。18時過ぎから夏休みの観察にいかがでしょうか?



a0123836_17374185.jpg
コナラの樹の小枝に、生き生きとしたシュレーゲルアオガエルの顔を見ることができました。幹にいる昆虫をねらっているところのようです。



7歳の小さな男の子が昨夜、コナラの葉の裏にいた昆虫を見つけてくれました。
a0123836_17374608.jpg
「ナナフシ」のようです。まだ、若い個体のようで、全身緑色で大きさも50~60mmくらいでした。樹上生活をし、ほとんどが夜行性と図鑑にも表記されています。




最後に涼しげな白い花を紹介いたします。




a0123836_17375130.jpg
今年初めて育てているナタマメの花です。

ご来館お待ちしております。


by isumi-sato | 2017-07-23 17:39 | 行事報告

夏の夜の生き物たち


7月22日(土)、午前9時の気温29.8℃、晴れ。今日は夏休みに入って最初の週末。朝から夏の日ざしが照り付けます。
みなさんはどこにおでかけしますか?

a0123836_20273180.jpg
センターでは、夏休みにふさわしい行事「夏の夜の生き物たち」を行いました。受付日当日で定員いっぱいになった人気行事でした。まずは建物入口前に集合し、薄暗いいうちにセンター敷地内の下見と夜の花の観察をかねて一周です。夜に咲く花は夕暮れまえから観察できます。


a0123836_20282844.jpg
カラスウリの花がレースのような花を広げています。夜にしか見ることのできない光景です。なんで夜咲くのかって?夜に蜜を求めてくるスズメガの仲間を誘うそうです。畑のまわりでマツヨイグサが開花しているようすも観察しました。


a0123836_20285395.jpg
ざっと一周した後、図書室で職員がスクリーンを使って写真を見ました。過去センターで撮影できた夏の夜の様々な生き物たちと、解説を簡単に行いました。夜になるといろいろな生きものがセンターを訪れているのですね。でも夜は危険も伴います。暗いので足元に注意して観察するなど参加者に伝えました。

a0123836_20292175.jpg
暗くなって、さて、これからが本番。夜に活動する生きものたちがたくさん観察できるかな?職員があらかじめ仕掛けておいた白いシーツを電灯の下に釣り下げた罠。ライトトラップです。見る見るうちに様々な虫たちが集まってきました。観察していると、シーツによじ登っていたアブラゼミの幼虫が背中を割って羽化し始めました。皆さん大興奮。「初めて見た-」と感動の一言。ずいぶん早く羽化が始まりました。サービス精神旺盛なアブラゼミです。ミヤマカミキリ、コガネムシの仲間、キリギリス、ツノゼミ、カメムシなどが観察できました。



a0123836_20295144.jpg
地面の穴にも、いましたいました。オサトラップにも虫たちが集まりました。黒いオサムシがいっぱい!「すごーい」「気持ち悪い」様々な意見が飛び交います。


a0123836_20300902.jpg
雑木林を観察すると、いましたいました。みんなの人気者カブトムシの登場!初めにメスを発見。他のクヌギの木にはカブトムシのオスが観察できました。大興奮です。みんなで捕まえて最後にじっくり観察します。やったー。




a0123836_20303385.jpg
興奮冷めやらぬまま図書室で捕まえた虫たちを観察します。観察できた昆虫は、カブトムシ、クワガタムシ、カミキリムシの仲間、セミ、バッタ、コガネムシの仲間、ヤガ(夜蛾)の仲間などたくさんの虫たちやアマガエル、シュレーゲルアオガエルを観察できました。もちろん捕まえた虫たちは逃がしました。



楽しい思い出になったかな?いつもは閉館時間後に、消えている照明灯をつけ、トラップを仕掛けての夜のスペシャル観察会でした。



もちろん昼間に観察できる昆虫や植物はたくさんいるので、またセンターへ遊びに来てね。


お待ちしています。



by isumi-sato | 2017-07-22 20:59 | 行事報告

海辺の植物観察

7月17日(月)、午前9時の気温30.8℃、晴れ。今日も朝から猛暑日です。朝から湿度が多くジメッとした一日となりました。

a0123836_14320104.jpg
今日は行事「海辺の植物観察」を行いました。まずはセンターへ集合し、講師の紹介や今日の予定を説明。観察場所への移動ルートの説明をしました。その後、参加者各自の車で観察場所へ移動しました。



a0123836_14481681.jpg
観察場所は、大正9年に指定された第1号国指定天然記念物。この太東海浜植物群落地に到着してから、すぐに目に飛び込んできたのは多くのスカシユリ。現在見ごろを迎えています。この周辺は、海辺の植物観察にはとても良い場所です。


a0123836_14483869.jpg
本日の行事は、講師2人を招いての観察会です。講師が用意した資料をもとに解説を聞いたり、海辺の植物に関するクイズなどを解きながら観察しました。

a0123836_14545893.jpg
まずはスカシユリに関する問題。なんで「スカシユリ」なの?スカンクみたいに臭いの?

答えは「花びらと花びらの間に隙間がある」ことから「スカシユリ」と名が付きました。皆さん知ってた?よく見ると隙間がありますよね。花びらと花びらのように見えるがくがあって、花びらは3枚です。



a0123836_14553545.jpg
次には、この植物ハマボッスに関する問題。なんで「ハマボッス」?


a0123836_14562068.jpg
答えは近くで見るとわかります?動物の毛を束ねて柄をつけたハエなどを払う仏具、ホッス(払子)に似ていることから「ハマボッス」と名付けられたそうです。似てるかな?


a0123836_14564787.jpg
観察を続けると、アオスジアゲハがよく飛んでいます。海辺の砂地にとまっている姿を何匹も見られました。細長い口吻をストローのように伸ばし吸水しています。おもしろい光景が観察できました。


a0123836_14573589.jpg
この植物はハマオモトという植物。またまた問題なんで「ハマオモト」
答えはオモト(万年青)に似ていることから「ハマのオモト→ハマオモト」と名付けられたそうです。ハマオモトは夕方から夜中に真っ白で、香りのよい花を開花させます。


a0123836_14580673.jpg

講師曰く、「あっ、ラーメンソウ」。ええっラーメンソウ?見てわかるように細く麺のような植物。外来種のアメリカネナシカズラ。すごい名前です。北アメリカ原産の帰化植物。葉緑素を持たない寄生植物だそうで、だから緑色をしていない。様々な植物に寄生し栄養素を吸収している植物なんだそうです。恐ろしい。



a0123836_14585444.jpg
これはケカモノハシです。でもなんで「ケカモノハシ」?
答えは二つに開く穂のようすをカモのくちばしの合わさった形に似ているからだそうです。写真は穂を二つに開いた状態で撮影しました。今はほとんどの穂は開いておらずくっついています。カモのくちばしに見えますか?

今日観察した海辺の植物は、ハチジョウススキ、イワダレソウ、イソギク、チガヤ、ボタンボウフウ、ハマボッス、ハマオモト(ハマユウ)、ハマエノコロ、ラセイタソウ、ツルナ、ミヤコグサ、クコ、ボウシュウマサキ、マルバグミ、クス、イヌビワ、トベラ、マツヨイグサ、ハマボウ、スカシユリ、アメリカネナシカズラ、コウボウムギ、ケカモノハシなど多くの植物を観察できました。



内容の濃い観察会となりました。海辺という過酷な条件で生き延びる植物たち。

興味深い植物たちですね。



by isumi-sato | 2017-07-17 17:15 | 行事報告