本日は、近隣の小学校の1、2年生の生活科の校外授業がセンターで行われました。
テーマは、冬の植物と動物のすごしかた。
昨日と比べると、気温は低かったのですが、みんな元気に外での活動に取り組みました。
いきものの冬の暮らし方を3つに分けて、
①もぐる
②集まる
③寝る
と表して、秋の終わりに刈り取った草を積んでいた場所を掘り起こし、そこにもぐっている昆虫を探したり、ネムノキで集団越冬しているヨコヅナサシガメを観察したり、冬眠中のカメを観察しました。
どうやったら暖かくなる?の質問には、元気よく「おしくらまんじゅう!」と答えてくれたので、みんなで集まっておしくらまんじゅうもしました。
「布団にもぐると暖かいもんね~」といったことや、おしくらまんじゅうをして「集まると暖かい!」といった発見を元気よく教えてくれました。
植物の冬の過ごし方では、
①服を着る(冬芽の話)
②小さくしゃがむ(ロゼットの話)
③種で春を待つ
といった話をして、冬にコートを着ると暖かいといったことや、立っているよりしゃがんだほうが暖かいということを、実際に立ったりしゃがんだり、地面を触ったりして体験を加えながら進めると、その度に元気よく感想を聞かせてくれました。
大きなテーマ以外にも、センターエリアを歩き、野鳥観察やその場所場所で発見した面白いものを観察しながら湿性生態園まで行きました。
フィールドスコープを使っての野鳥観察は、ちょうどアオサギが観察でき、アオサギ気に入った!やアオサギでっかい!足長~い!と大興奮でした。
湿性生態園では、以前からお伝えしているトウキョウサンショウウオの産卵が行われている場所なので、卵のうの観察と、偶然いてくれた成体の観察をしました。
卵のうに興奮!成体が動いて悲鳴!とここでも大はしゃぎで、本当に元気一杯のクラスでした。
こちらから質問をして、答えを聞いて、実際に体験&観察というスタイルで行ったのですが、1つの質問をすると皆が何度も何度も手を挙げて答えてくれて、スムーズにガイドウォークを進行できました。
これで反応が無いと…提供する側としては考えるだけで恐怖です。
最後に面白かった、絶対また来たいと答えてくれて、ガイドウォークを担当した職員もうれしい気持ちになりました。
また、会えると良いな~と、思っている職員一同です。