本日のセンターは、秋晴れの過ごしやすい一日となりました。
朝晩は冷え込みますが、日中はまだまだ動くと暑いです。
そんな中、ついに、枝豆を食べるべく
ダイズの収穫を行いました!
枝豆はダイズの未成熟の実を食べるので、枝豆という名前の植物は無い…つまり、枝豆を食べるためにダイズの収穫をするのです。
なんだかとってもややこしいです。
口で言っても、文章にしてもこんがらがります。
ダイズの収穫は、まず株ごと引き抜きます。
そして、その後、さやを一つずつ外す。
それだけです。
文章にすると、なんの大変な作業もなさそうですが、これがまた大変な作業なのです。
もう忘れられていそうな話題ですが、ダイズには
このような事件が起こっていました。
栄養を作り出す葉が無い株は、やはり実がつかなかったり、ついたとしてもぺったんこで中身が入っていなかったりしました。
そのため、さやを取るときも、実が入っているのだけを取らなければなりません。
そして、実の入っているさやには、
虫も入っているのです!もう本当虫だらけ。
薄ひらったいさやと、穴ぼこだらけのさや…あぁ、悲しい。
それを除けての収穫となりますので、時間が大変掛るのです。
そんな苦労の末やっと食べられそうなエダマメを確保できました(実際はもう少し収穫できました)。
このあと、茹でるべく水洗いをしている最中に、取りきれなかった虫食いエダマメから虫がフラフラ浮いてきてこっちがフラフラしたりしながら、やっと茹でる準備ができました。
今回は普通のダイズの他に、クロダイズも栽培していました。
葉の違いは分からなかったのですが、さやはクロダイズの方が大きくしっかりとしたものでした。
中身の色は、うっすら緑がくすんだ感じで、未成熟の段階では実も黒くないようです。
左側がクロダイズです。
茹でた豆は職員で試食をしました。
実入りが悪い部分もありましたが、味は大変美味しかったです。
クロダイズがまた甘くて美味しい…収穫率の低さが悔やまれるほどの美味さでした。
今回のダイズは、とても収穫祭としてイベントを開催できるようなものはできませんでしたが、来年はリベンジして収穫祭が開けるようにしたいと燃えている職員なのです。
~オマケ~
今回食べた分以外の株は、束ねて日干しにしました(6株×12束程でした)。
乾いたら、むしろの上に置いて棒で叩くと今度こそ、ダイズの実の収穫になります。
畑の整理のため、全ての株をを抜いたのですが、全ての株の食べられるさやをより分けていたら何回月を眺めることになるのか…と、途方に暮れていたところだったので、干す案が出た時にはササっと束ねてしまいました。
無事にダイズになれるのか?
誰が叩くのか?
謎を数多く残し、今年のダイズ栽培は幕を下ろしたのです。