人気ブログランキング | 話題のタグを見る

千葉県いすみ環境と文化のさとセンター

isumisato.exblog.jp
ブログトップ

花炭を作ろう

3月17日、快晴。午前九時の気温は6.9℃、今朝の最低気温は2.6℃でした。
きのうの雨量は9mm。昨夜から気温が下がって、今朝は北の風が強く吹きました。




花炭を作ろう_a0123836_17191873.jpg
青空と北風のもと、中庭のハクモクレンは満開です。




花炭を作ろう_a0123836_17192880.jpg
センターのソメイヨシノは、蕾の先端を濃いピンクにして、もっかスタンバイしています。




花炭を作ろう_a0123836_17192499.jpg
ディキャンプ場のオオシマザクラは、まだ枝だけの姿です。






花炭を作ろう_a0123836_17193215.jpg
今日はそのディキャンプ場を使って、行事「花炭を作ろう」を開催しました。
あいさつの後、作り方の説明をしています。



花炭を作ろう_a0123836_17193698.jpg
そのあと、敷地内をまわって花炭材料を拾ったり採集して歩きました。
つくしんぼ、クヌギやクリなどの落葉、ツバキの花、オギやススキの穂、スダジイの葉、マテバシイの葉、クリのイガ、フジのサヤ、タマアジサイの枯れた花、スギの葉、カヤの葉などなど。探して歩くとたくさんの花炭材料が見つかりました。
自分で持参した材料、センターで用意しておいた材料(ハスの花托、クリのイガ、マツボックリ、竹の先っぽの枝、ナタマメのサヤなど)に歩いて集めた材料をくわえて、缶に詰めていきます。




花炭を作ろう_a0123836_17202992.jpg
人により、いろいろな材料を詰め込みました。







花炭を作ろう_a0123836_17223847.jpg
できあがりが楽しみです。




缶は蓋に小さな穴をあけたのち、ふたを閉めて開かないように針金で縛ります。




花炭を作ろう_a0123836_17205928.jpg
おきびになった焚火の中に缶を並べて、缶の周囲にまんべんなく熱が加わるように薪を寄せていきます。


火のようす、間の蓋の穴から出る煙の色を観察しながら、炭化を待ちます。
約60~70分後に十分炭化したと思われる缶から引き揚げます。
水分の多そうな材料を入れた缶、肉厚の材料を入れた缶は、十分炭化させるためさらにもう少し火の中に入れておきました。
十分冷ましてから、いよいよふたを開けます。




花炭を作ろう_a0123836_17240346.jpg
できあがり。



花炭を作ろう_a0123836_17240775.jpg


花炭を作ろう_a0123836_17235326.jpg
いろいろな材料で、見事な花炭が焼き上がりました。




花炭を作ろう_a0123836_17241132.jpg

材料を探して集めて歩いたことが楽しかった。ふたを開ける時がワクワクした。
花炭の出来上がりがいろいろで楽しかった。きれいな花炭を持って帰ることができた。など感想をいただきました。








花炭を作ろう_a0123836_17254895.jpg
夕方の田んぼ。今日は近隣の農家さんに頼んで、中型の耕運機をかけて田をならしてもらいました。もう一度代かきを行うと一週間ほどで泥が落ち着きます。水面に山が写るとまもなく田植えです。


ご来館お待ちしております。



by isumi-sato | 2018-03-17 17:28 | 行事報告