2月12日(月)、午前9時の気温5.4℃、今朝の最低気温1.4℃、快晴。今日は三連休最終日。柔らかな陽射しに誘われ、何組かの家族連れがセンターへ遊びに来てくれました。竹とんぼを飛ばしたり、竹ぽっくりであそんだりと、センターならではの遊びを満喫されていたようです。
万木堰の様子。強い風に吹かれて波立っています。あれ?水鳥の姿がありません。
この写真は、上の写真撮影の10分ほど前に撮影。水鳥たちが万木堰から北方面へ勢いよく飛び立っていきました。小さくてわかりにくいのですが、写真右上に写っています。万木堰へ向かうと釣り人の姿がありました。人気を察し逃げたようです。
中庭のコウバイの花はもう満開のピークは過ぎたのでしょうか?花びらが茶色く変色しだしています。ハクバイはこれから開花が楽しめそうです。
湿生生態園へ向かう途中ハイドには、センターへいつも鳥の写真を提供していただくKさんにお会いしました。撮影の邪魔にならないようにそっと近づいて、お話を伺いました。撮影したばかりのオオタカの写真画像を見せていただいたり、最近ではセンター近くでヤマドリを、万木堰ではヨシガモの姿を見たそうです。いつもいろいろおしえていただきありがとうございます。観察が足らないことを痛感いたします。
田んぼ近くでは、モズが2羽寄り添うように木の枝にとまっていました。カップルのようです。手前がオス、奥がメスのようです。オスの後ろにひっそりとたたずむメスの穏やかな表情になんとも癒されます。ところでモズは漢字表記すると「百舌鳥」「百舌」と書きますが、なんで「百」と「舌」の漢字が使われるのでしょう?…‥‥それは他のいろいろな鳥の鳴き声を真似る習性から呼ばれるようになったそうです。他にもモズに関するエピソードもいろいろあるようです。また別の機会にお伝えしたいと思います。(日本野鳥歳時記/大橋弘一より)
デイキャンプ場では、シロハラの姿が観察できました。全身灰色を帯びた褐色のツグミ類。冬鳥として丘陵地の暗い林に渡来する。林内の地上で行動し、ガサガサと音を立てながら落ち葉をくちばしではねのけてミミズなどの土壌動物をとらえるそうです。センターでもガサガサを落ち葉をはねのけてピョンピョンと跳ねていました。(自然ガイド とり/文一総合出版より)
早く暖かくなってほしいという気持ちもありますが、今しか出会えない鳥や生きものも多くいます。「今」を大切に「今」観察できる生きものたちの様子をお伝えします。