千葉県いすみ環境と文化のさとセンター

isumisato.exblog.jp
ブログトップ

水辺の鳥の観察

2月4日(日)、午前9時の気温3.1℃、今朝の最低気温0.3℃、晴れ。今日は立春。暦の上ではもう春です。昨日は豆まきされましたか?

今日は「水辺の鳥の観察」を行いました。
8時30分からの行事開始でした。朝早く寒いのかな?と心配でしたが、比較的暖かい朝でした。今日はどんな鳥に出会えるかな?

a0123836_13460079.jpg
センターへ集合し、その後各自の車で夷隅川周辺の各観察場所へ移動し、水辺の鳥の観察を行います。本日の注意事項、講師の紹介などのを終え、センター館内にあるいすみ市周辺の地図を使い講師から本日観察する場所へのルート説明等を受けました。車9台での移動となりました。


a0123836_13460974.jpg

最初に訪れたのは岬町椎木にある中原堰。道が細く土地勘のある方でないとなかなか訪れることが出来ない場所ですね。多くの水鳥が水の上をぷかぷか浮いていたようですが、観察を始めるとやはり自然界の生きものです。私たちの気配を感じ堰の奥の方へ飛んで行ってしまいました。カメラや双眼鏡では観察できないほどの距離です。フィールドスコープを使って観察すれば何とか見えるぐらいの遠さ、200から300mは離れています。

a0123836_13461605.jpg
観察を続けていると、みぞれのような?雪のような白いものがハラハラと降ってきました。青空が雲の隙間から覗いているのに…不思議な光景ですね。参加者の方が「印象に残る観察会になったなー」とつぶやいていました。中原堰で観察できたた鳥は、ホシハジロ、キンクロハジロ、オオバン、マガモ、コガモ、カルガモなど。水辺でなく近くの木々にとまっていた鳥はコゲラ、シジュウカラなどが観察できました。

a0123836_16253523.jpg
雪が降った後にはきれいな虹が、丘陵森の向こう、北西の空で観察できました。雪が降ったり、虹が出たり…自然界は思いもよらぬ演出をしてくれますね。


a0123836_18312539.jpg
場所を移動してこちらは岬町和泉にある昭和堰へ移動。


a0123836_13464096.jpg
この写真中央に写っている白い水鳥はカンムリカイツブリのようです。講師の解説がわかりやすく、撮影もできました。ヤッター(喜)。東北の湖沼で一部繁殖しますが、多くは冬鳥として広い湖沼、湾などに飛来するそうです。




a0123836_13465101.jpg
この写真の中央3羽はハシビロガモのようです。(写真右上の尾の部分に黄色い三角模様があるのはコガモですが。)水際にいる胸の白い鳥はハシビロガモのオス、中央の脚が黄色い2羽の鳥はハシビロガモのメスのようです。ハシビロガモの別名はシャベラー。くちばしがシャベルのように広くなっていることからそう呼ばれているようです。昭和堰で観察できた鳥は、スズガモ、ハシビロガモ、カンムリカイツブリ、コガモ、カイツブリなどが観察できました。



a0123836_13465812.jpg
最後の移動場所、同じく岬町和泉にある大高バメ水門へ向かいました。細い道での移動も事故などなくスムーズに移動できました。車を通行される方の迷惑にならないように空き地や路肩に駐車し、夷隅川河口近くの干潟へ徒歩で移動。


a0123836_13471495.jpg
移動中に観察できたアオサギです。フィールドスコープで見るととてもきれいな毛並みをしている事がわかりました。移動途中ではカワセミも観察できました。キラッと光る青い背中。


a0123836_13473116.jpg
これはダイサギのようです。よく白いサギを「シラサギ」と呼ぶ方も多くいますが、呼び方は大きさによって異なります。大きく白いサギが「ダイサギ」、小さい白いサギは「コサギ」、中間の大きさを「チュウサギ」と呼んでいます。コサギより小さい「アマサギ」という種類もいます。干潟で観察できた鳥は、カワセミ、ダイサギ、アオサギ等でした。


a0123836_13474230.jpg
今度は今日のフィナーレを飾るのにふさわしい鳥を観察しに田んぼ近くへ徒歩で移動。この水門近くにある田んぼは、冬水田んぼ(ふゆみずたんぼ)と呼ばれ、冬でも田んぼの水を抜かないので、生物が多く生息しています。観察を始めること数分。打ち合わせたかのように三羽のタゲリが田んぼへ降り立ちました。



a0123836_13475067.jpg
写真の画像が粗くて申し訳ありません。本日のお目当て「タゲリ」です。長い冠羽を持つ、緑色がかった光沢のある羽が美しい鳥。ミューと猫のような鳴き声が特徴的。タゲリの鳴き声は聞きたかったな(泣)田んぼ近くで観察できた鳥は、スズメ、タゲリ、モズ、あと珍しいホオアカ(ホオジロ科)も観察できました。私はこのホオアカを運よくフィールドスコープでハッキリ見ることができました。イイことがありそうです。(喜)


a0123836_13480479.jpg
最後は講師と参加者と一緒に鳥合わせ。千葉県鳥類リストを見ながら今日観察できた鳥の名前を復習しました。全部で32種の鳥を観察することが出来ました。(私は気が付かず観察できなかった鳥も講師や、参加者で詳しい方が観察した鳴き声だけの鳥も含まれています。)



楽しく「あっ」という間の鳥の観察会でした。

by isumi-sato | 2018-02-04 16:55 | 行事報告