6月4日、快晴。午前九時の気温は19.6℃、今朝の最低気温は14.8℃、最高気温は25.0℃でした。気温は上がり日差しはとても強いものでしたが、湿度が低く乾いた風が吹いて、日陰では心地よい一日でした。
万木堰の水位は、5月から雨が少ないため、再びかなり下がっています。
湿性生態園のヤナギ林では根を露出し、水面が陸になっている場所が広がっています。
マルバヤナギの綿毛が風に乗って飛んでいます。例年ですと5月上旬ころですが、今年はまだ白いものが風に乗ってゆっくりと飛んでいきます。
林道沿い足元には、赤い大きな実が目立ちます。ヘビイチゴの実が熟していますが、これは食べてもおいしくはありません。
ウツギの白い花のピークがあっという間に過ぎて、今咲き始めているのが、イボタノキの花です(モクセイ科)。
そこには、いろいろな昆虫たちがやってきていました。
花が咲けば、ハナアブは常連客です。アオスジアゲハがひらひらと青緑色の模様を白い花に見せてくれました。アオスジアゲハは、ひんぱんにあちらこちらとヒラヒラと動いて吸蜜しています。
別のイボタノキには白いチョウもやってきていました。白いチョウというと、一般的にはモンシロチョウという名前がすぐに浮かびますが、写真を撮ってよく見ればスジグロシロチョウという白いチョウのようです。このスジグロシロチョウもよく見かけるチョウです。
暑い季節がやってきます。チョウたちの活動も晴れた日には活発になります。
-----------------------------------------------
5月18日に行事にて植え付けた落花生はというと、芽をだして順調に生長しています。今のところ雑草もまだ出てきてはいません。
ご来館お待ちしております。