7月18日(月)くもり。午前9時の時点で27℃と、今日も夏日でした。
スカシユリが満開です。きれい!
今日は海の日です。太東海浜植物群落で、「海辺の植物観察」イベントが行われました。
特に目を引いたのがスカシユリ。7月中旬から8月上旬にかけてが見ごろだそうです。
森林インストラクターの専門家が講師として、いろいろ教えてくれました。
目の前に咲く希少な海浜植物を、じっくり観察できました。
突然ですがクイズです。花びら何枚に見えます?・・・なんと3枚なんだとか。なぜかは調べてみてください。
ヒント‥ガクと花びら
イベントでは、次から次へとクイズが出ました。
この問題わかります?難しいですよね。答えは、1・2・3が野菜、4・5が果物なんだとか。「野菜は、田畑で栽培。果物は、木になる。」という農水省の基準があるようです。おもろい。
ほかにも、ボタンボウフウや・・・
ハマオモト。
ハマオモトは、別名ハマユウ。ハマオモト線といって、ハマオモトの分布域と年平均気温15℃の区域とがほぼ重なり、生物分布のひとつの目安になっています。ここはハマオモトの北限となります。
ハマヒルガオなどが、夏の砂浜をいろどっています。
ユニークな形をした植物もありました。こちらは、ハマエノコログサです。ぺしゃんこにつぶれたような形をしています。海辺の強風でも耐えられる形に進化したそうです。
これは、コウボウムギ。かわいらしい形をしていますね。他に、ケカモノハシ、テリハノノイバラ、ハマボウなどなと゜、たくさんの植物に出会えました。
砂浜では今朝、アカウミガメの上陸が確認されました。こちらは、亀の足跡なんだとか。ラッキー!
また、遠くにコアジサシが卵を温めている姿も観察できました。河口の干潟は、日本の干潟500選のひとつでたくさんの鳥、カニ、貝などの生きものがいます。
国指定天然記念物指定地第1号の「太東海浜植物群落」は、夷隅川河口の海岸線沿い位置します。自然についての豊富な話題にはこと欠きません。季節ごとにいろいろな発見があります。貴重な文化財の保全にご協力ください。