6月30日、霧雨のち曇。午前九時の気温は21.6℃、朝の湿度は95%でした。
今日のハス田です。色や形の異なる数種類のハスの花が開き、観察できるようになりました。(ここ数年は交雑が進んでしまい、残念ながら品種名がはっきりとしない状態です。)
ハス独特のさわやかなかほりが漂っています。オオガハスのような花が多い中、花びらを幾重にも重ねて、色が濃いめの桃色のハスの花もあります。
小雨になったので、花の上にたくさんの昆虫たちが飛んでいます。花の中のおしべにハチやハナムグリなどの昆虫がたくさんもぐり込んで活動しています。写真はセイヨウミツバチでしょう。
地域固有種のイスミスズカケも、たくさんの花を広げています。
それぞれの葉のつけ根に小さな花がついて、なかなか味わい深い青紫色をしています。
これらふたつの花の見ごろの季節を迎えたようです。
●落花生の栽培体験情報
5月14日の行事で種をまいた落花生は、参加のみなさんが何度か草取りにいらしています。45日ほど経過した今日のようすです。あたたかな雨が降ると、次々に草はたくさん伸びてきます。
E(東の通路から5番目)のうねは、スベリヒユが落花生に追いつくように元気です。
おやおや、C(東の通路から3番目)のうねは、落花生が枯れてきています。この畝は3日前に初めて草取りをされたようですが、落花生の根元から生えている大きな雑草を取る時に、落花生の根もかなり動かしてしまったようです。やさしさが必要だったようですね。持ち直してくれるとよいですね。
今年は、全体に発芽率がよくないようだったため、農機具小屋の屋根の下で補植用の苗を育てていました。ところが今朝見ると、ボットがひっくり返されて食べられてしまっています。
どうやらカラスのしわざのようです。芽が出てきたところ、すぐ下にある豆を食べるためにつついて、さらにひっくり返して行ったようです。残念!!!。
畑では、今大きめの黄色い花がたくさん観察できます。
何の花でしょうか?
花のあとは、花の付け根から丸くふくらんできます。
そして、大きな葉の下には、大きな硬い実が見え始めています。
そうです。カボチャです。
湿性生態園では、水位が上がって水没ヤナギ林の独特の景観がご覧になれます。
そこへの林道沿い、斜面のアケビなどのつる植物の中に、いました、いました。
シュレーゲルアオガエルが、梅雨の午後のひと時をゆっくりと過ごしていました。
ご来館お待ちしております。