5月27日(金)、午前九時の気温22.9℃、雨。朝方から降り始めた雨は、九時頃から強くなり、お昼過ぎには落ち着きました。降り始めからの雨量は39㎜にも達しました。
夷隅郡市内の小学校2年生が校外学習に来てくれました。館内説明とホタルについてのビデオ学習、わらない体験、竹とんぼづくりの三つのプログラムを三グループに分かれて、ローテーションして、体験学習をしました。
まずは館内説明とビデオ学習のグループです。オタマジャクシやイトトンボ類のヤゴ、ザリガニ、川エビの仲間など、センター敷地内で観察できる生き物を職員が採取し、実際に手で触れて観察しました。「初めて触った」「うれしい」「楽しい」などの感想が聞こえてきました。
夢中になってバットの中の生き物たちを観察しています。
館内説明では、展示してある水槽内の生き物の説明です。トウキョウサンショウウオ、アカハライモリ、ギバチ、フナ類、ウナギ、タウナギ、天然記念物のミヤコタナゴ。加えて剥製の説明もしました。アライグマ、タヌキ、二ホンノウサギ、キョン、二ホンイノシシ、二ホンジカなどの説明をしました。
縄ない体験では、材料になるワラとわら縄の説明の後、縄ない機を使って縄ないの体験を行いました。
さらに手を使っての縄ないの体験も行いました。縄やロープの構造を説明した後、
各自二本のワラを持って二人一組になって協力し合い、素手でワラによりをかけつつ編むという体験をしました。
二本のワラを同じ方向にねじること、さらに逆の方向になうことが、説明を聞いて頭でわかったつもりでもやってみると月とスッポンです。なかなか難しかったようです。それでもできたわら縄がよくできているとほめられた子もいました。できた縄はお土産として持ち帰りました。
竹とんぼづくりでは、まずキリを使って竹に穴をあけるという初体験です。いろいろ微妙な加工は、職員に手伝ってもらいました。
出来上がった竹とんぼは、飛ばしてみます。手のひらをこすり合わせてうまく回転させることを覚えると、夢中になって飛ばしていました。
雨が強かったため、楽しみにしていたザリガニ釣り体験はできませんでした。それでも、「楽しかった!!」と明るく大きな声を残して帰途につきました。今度は天気の良い日に、家族の方とまた来てくださいね。