5月19日午前9時の気温19.4℃、天候は昨日に引き続き快晴です。良い天気の中、今日はセンター行事10月1日開催の「いも掘り・焼きいもにチャレンジ!」に必要なサツマイモの苗を植えました。
苗の品種は、昨年は栽培面積が一番多いといわれている「紅あずま」1種類を植えましたが、今年は「紅はるか」と新品種の「愛小町」を植え(蔓を挿し)ました。「紅あずま」は線虫抵抗性が弱く例年ネコブセンチュウの被害に遭います。「紅はるか」は線虫抵抗性にやや強く、食害の軽減が期待されているとの情報資料を得ましたので、植え付け品種を変更してみました。被害に遭わないように願います。
肥料はサツマイモ専用化成(成分表窒素3・リン酸10・カリ10)です。特徴は窒素分が少ないことです。
マルチを張るための作業です。高く土を盛り上げ平らに均します。
マルチに10cmほどの切れ目を入れます。イモ蔓をこの切れ目の中に植え付けていきます。マルチをかけて植え付けることにより、除草(草が生えにくい)、雨でも土が流出しない、地中の温度が保たれ成長が促される(すぐに地中の温度の上昇が感じられた)、などの効果を期待しています。
イモ蔓の植え方は、一般的な水平植えです。
左側3束が「紅はるか」、右側1束が「愛小町」です。「紅はるか」は収穫後1か月以上貯蔵する事で食味がよくなります。焼きいもにしたときの甘さは非常に甘く美味しいです。「愛小町」は糖度が高く、掘りたてでも美味しく、外観(形)も優れています。
植え付けが終わったサツマイモ畑です。昨年の栽培上の相違点は、品種を変えたこともありますが畑の場所も変えてみました。畑はすでに、イノシシ対策とし周囲を電柵で囲んであります。昨年は収穫直前(開催日の3日前)にイノシシにより壊滅的状態となり収穫皆無、やむを得ず行事は中止になった苦い体験をしました。
昨年の反省からできることの対策をとりましたが、その結果が吉と出ますように願うものです。